6月頃になると既に気温は30度前後になっていて、水温も28度に迫る状態になっていますので、この時期は暑すぎずに適度な水温が常温で保たれている時期になります。
これ以降になると日本の夏は極端に暑くなりますから、水温は30度を超えることになりますので飼育している生き物によっては水槽クーラーを設置しないといけません。
6月になると異常な勢いで繁殖するのが浮き草になります。
この時期になると、屋外に水槽を設置している人であればあることに気がつくと思うのですが、そのある事というのは水草が異常な勢いで水槽内で繁殖していて、下手をすると水槽すべてを埋め尽くすような状態になっていることもよくあります。
その中でも特に浮き草と呼ばれている水草は半端ではない勢いで増えていきますから、この時期に浮き草を沢山増やしたい人であれば、何もしなくても勝手に増えていく訳ですからそれを利用しない理由はありません。
水温が28度前後になり、太陽の光も適切に照射されていると、浮き草にとってはこれ以上ない子孫を残す環境が用意されている事になりますので、これで増えない理由はないという訳です。
簡単に大量に増やせるので購入代金の元を取ることも可能。
浮き草の種類によっては、かなりの高額な金額で取引がされる個体もありますから、お小遣い稼ぎも兼ねて浮き草を増やしてみるのも一つの考え方といえば考え方になりますね。
浮き草は安くても一株100円以上で流通している訳ですから、それが無限増殖のように短期間で大量に増えるのであれば、気になる浮き草を購入しておき、それを増やしてからネットオークションなどで売ればすぐに購入代金の元を取ることも可能です。
高いものでしたら500円以上で取引がされていますので、なるべく値段が高くて見た目が気に入った浮き草を購入しても構いませんし、別に増えたからといって他人に売る必要もなく、周囲の人に無料で配布しても良い訳ですね。
一般的に、価格が高い水草ほど育成するのが難しい事が多くて、購入しても毎回枯れてしまって困っている人もそれなりに多いですし、浮き草に関してもうまく育てる事ができなくて困っている人もいるかもしれません。
しかし、この時期でしたらある条件を満たしておけば、誰でも簡単に浮き草を増やす事ができますので、その方法についてご説明します。
浮き草を健康的に爆発的に増やす方法は荒木田土を用意するだけです。
水草を状態よく増やすのは結構難しい事が多いのですが、この時期でしたら浮き草を簡単に増やす事ができますし、その増えた浮き草というのは見た目も綺麗に育つ事が多いため、なかなか増やし甲斐があるというものです。
その方法とは、別に特別難しい事をする訳ではなくて、単純に屋外に設置している水槽に荒木田土を敷き詰めるだけであり、その上に好きな浮き草を浮かべておけば勝手に爆発的に繁殖を始めますのであとは、収穫するだけになります。
この方法は本当に簡単であり、私もいつもやっているのですが、あまりに浮き草が増えすぎえてしまって、水面すべてが隙間なく浮き草で埋まってしまう為、発泡スチロール水槽などでは水中に光が入らなくなる場合がありますので要注意です。
発泡スチロール水槽よりもガラス水槽の方がお勧めです。
できればガラス水槽を使っておいたほうが、水面全体が浮き草に覆われても水中にしっかりと光が入りますので、ヒメタニシやドジョウなどにも悪影響出る事なく、しっかりと育ってくれます。
荒木田土だけでなくて、ドジョウとヒメタニシをその環境で飼育しておいたほうが浮き草が綺麗に育つ事が多いですから、やはり生き物の存在が植物に影響を与えているような感覚でしょうか?
もし、好きな浮き草を増やす事に興味があれば、荒木田土とガラス水槽、ドジョウ等を用意するだけで、好きな浮き草を爆発的かつ簡単に増やす事ができますから、大変お勧めですし、別に発泡スチロールでも良いかと思います。