オトシンネグロと抱卵の舞|水換えで産卵活動停止?

先日から、突然産卵活動を開始したオトシンネグロ達なのですが、この魚が産卵をするパターンというのは正直よくわからなくて、メダカとかタナゴのように規則正しく一定の水温と照明の照射があれば勝手に行ってくれる訳ではありません。

これまでのパターンとしては、大幅に水換えをした際に突然産卵をする事があり、多分、本来生息している場所に雨季と乾季があり、その際に思いっきり水質が変化する状態と似たような状態を作れば良いのでは?とは思っています。

 

 

確実に産卵をさせるのが結構難しいのがオトシンネグロ。

 

ただ、大幅な水換えを何度行っても一切産卵をしない事もありますからそのあたりもよく分からない部分が多いのですけど、今回の場合は、いつも通りで何もしていない状態で突然産卵を行ったような感じになります。

うーん。オトシンネグロは何度繁殖させても、意図的に繁殖させる事が難しい魚ですから、今のところはなすがままに産卵が始まったら、卵と稚魚を隔離していくような感じでしょうか?

 

 

水換えをしたら産卵活動がいきなり止まったので焦りました。

 

私の場合は、毎週土曜日の午前中に水換えをするようにしている為、何事もなく普通に水換えを行ったのですけど、それが原因なのかどうか分かりませんが、あれだけ水槽内で抱卵の舞といいますか、泳ぎまくっていたオトシンネグロ達がいつも通り物陰に隠れて動かなくなってしまいました。

オトシンネグロが産卵する場合は、産卵をする水草や水槽のガラス面を大きなメスがゴシゴシ動きながら何かをし始めて、それを見たオスが興奮しているんだとは思うんですが、集団で飛びかかって体をまるめようとします。

そこでメスが気に入らなければ、オスを吹き飛ばして別の場所に移動して同じような行動を繰り返す訳なのですが、普段水槽の物陰でじっとしているオトシンネグロが積極的に行動をするのはこの産卵の時くらいになります。

このような行動をしばらく繰り返して、結果的に数百個単位の卵を水槽内に産み付ける訳ですが、どうやら突然抱卵の舞のような動きがピタッとおさまり、産卵活動をやめてしまったようなのです・・・。

抱卵の舞というのは、一般的にはエビの産卵活動の際に使われる言葉なのですが、それと大変よく似ている行動を行いますから、イメージで分かりやすく抱卵の舞と表現しています。

 

 

オトシンネグロが産卵活動を始めたら水換えはしない方がよい?

 

あれだけ、水槽の中を活発に泳ぎまくっていて、卵を産みつけたりメスが水草をゴシゴシしながら産卵場所を探していたり、オスがメスに集団で飛びかかってくるくる巻きになろうとしていたのですが、それが突然止まってしまいました。

産卵活動が止まってしまった要因を考えると、どう考えても水換えをしてしまったこと以外に要因がない為、もしかしたらオトシンネグロが産卵を始めたら水換えはしない方が良いのではないか?と感じることになった訳です。

以前は、水換えをしても普通に産卵を繰り返したような気がするのですが、今回は水換えをした瞬間、オトシンネグロがいつも通りに物陰に隠れて実施ているようになり、餌のタブレットを入れると、それを適当に食べているまったり状態になっています。

もうしばらく様子を見てみますけど、オトシンネグロの稚魚の餌はブラインシュリンプかミジンコになり、毎日大量に用意しないといけなくなるので、稚魚を育てるのは大変手間がかかるのですが、結構育て甲斐がある魚であることも事実です。

このまま、産卵活動を行ってくれると良いのですが・・・。