アクアリウムでは数ある飼育器具の中でも濾過フィルターが大変重要な役割を持ってくる訳ですが、一般的に濾過フィルターは飼育器具の中でも高額な部類に入りますので、それなりに費用がかかる場合があります。
また、エーハイム2213のような外部式の濾過フィルターの場合、性能や耐久性は申し分ないのですが、定期的なメンテナンスが大変面倒ですから、そちらが面倒な人にはあまり向いていません。
アクアリウムを楽しみたいけどお金があまり無いとか、飼育器具の定期的なメンテナンスは面倒なのでそれを毎回やる自信が無い人の場合、最もお勧めなのが投げ込み式の濾過フィルターになります。
投げ込み式の濾過フィルターは価格も安くてメンテナンスも簡単。
投げ込み式の濾過フィルターと聞いて、いまいちピンとこない人は、ブクブクと言う名称を聞けばなんとなくイメージができるのでは無いかと思いますが、小学校の理科室に設置してある水槽では必ず見かけられる泡を出している透明なプラスチック製の飼育器具のことです。
正式名称は水作エイトと呼ばれていたり、ロカボーイと呼ばれていたり、製造しているメーカーによって名称は異なるのですけど、性能や使い方は殆ど同じですから、単純にエアーポンプと接続して水槽に投げ込むだけでOKです。
投げ込み式フィルターの名称通り、本当に水槽に投げ込みだけで濾過フィルターとして機能する訳ですから、これほど簡単お手軽な濾過フィルターは無い訳ですし、そのシンプルさゆえに価格も大変安くて耐久性も高い為、ペットショップやホームセンターの水槽でも必ず設置されているくらいです。
初心者の方が予算も無いしメンテナンスも面倒なのは嫌だ・・・と思った際には、水作エイトなどの投げ込み式の濾過フィルターとエアーポンプ、エアーチューブを購入しておけば、それだけで濾過フィルターとして利用できます。
水作の投げ込み式ロカフィルターはどれも優秀なのですが・・・。
この投げ込み式濾過フィルターを製造している会社といえば、アクアリウムをされている方であればご存知の方も多であろう水作という会社さんになります。
そして水作エイトと呼ばれている投げみ式濾過フィルターこそが、昭和の時代からブクブクと呼ばれて初心者の全く飼育経験や知識が無い人でも簡単に魚の飼育ができるようになった画期的な濾過フィルターになります。
こちらの水作エイトもその後にいろいろなバージョンが発売されることになり、どれも性能的には素晴らしい商品ばかりだったのですけど、一つだけどうしても利用用途がよく分からない製品があるのですが、それがニューフラワーDXという商品です。
ニューフラワーDXを適切に使える場面が全く無いのが現状。
水作の投げ込み式濾過フィルターはいろいろな種類がありますが、メジャーな水作エイトの場合でしたら、小型水槽や屋外水槽などでも利用できますしスペースもあまり取りませんから色々と便利に利用できます。
大変巨大な水作ジャンボの場合は、30cmキューブ水槽くらいの大きさがあるので一般的な利用用途には向いていないのですけど、大型水槽用であるとか、屋外の池や大きめの水槽用の濾過フィルターとしては大変優秀なので利用する機会も多いのです。
しかし、ニューフラワーDXという濾過フィルターだけは、どのような環境でも利用用途が殆ど無いといいますか、60cm水槽にいれると半分くらいを占有する大きさの割に濾過能力が低いですし、屋外水槽でも同様の状態になります。
見た目のデザインがゼビウスというゲームに出てくるアンドアジェネシスに似ている為、興味本位で購入してみたものの、どの環境で使うにしても必ず邪魔になってしまって直ぐに水槽から撤去する羽目になってしまいました。
その後はパッケージに格納して倉庫にしまっているのですが、他の水作の投げ込み式濾過フィルターの中で、この商品だけがどうにも利用用途が無いので、全く利用しないアクアリウム用品No1といったところでしょうか？
ニューフラワーDXは亀やザリガニ用の濾過フィルター？
どう検討しても使い道が見当たらないニューフラワーDXなのですけど、その形状から察するにして広めの水槽で水深が深くできない状況であれば利用用途が出てくるような気はしています。
早いは話が亀とかザリガニとかを屋外水槽にて飼育する場合、水深をあまり深くできない事情から高さのある水作ジャンボは使えませんから、その場合は高さの低いニューフラワーDXが最適になるのか・・・・。
しかし、それなら高さも低くて占有スペースもかなり少ない普通の水作エイトを使ったほうがやっぱり良い訳であり、購入してから随分経ちますが、全く使えないの倉庫にしまっているニューフラワーDXを利用したいと思う場面はなかなか思いつきません。
捨てるに捨てれないので倉庫でずっと保管している訳なのですが、もし興味があれば、適切な利用用途を見つけつつニューフラワーDXを購入してみてください。
