見た目スッキリの水槽を選ぶならオーバーフロー一択

最近、寒くなってきましたので、水槽にヒーターを入れて保温をしたいけど、水槽用のヒーターのデザインがダサくて使いたくないって相談をちょこちょこと受けるようになったのですが、確かに水槽用のヒーターはデザインがダサいと言われると納得です。

ただ、水槽用のヒーターのデザインは例外なく白っぽいヒーター部分と黒い電源ケーブルで構成されており、更に都合によりヒーターカバーを取り付けて設置するのが普通ですから、どのような水槽ヒーターであってもヒーターのデザインは殆ど変わりません。

水槽のヒーターの中でも特に電源ケーブルやサーモスタットのケーブルなど、太くて邪魔なケーブルを水槽に入れると目立ちますし、ヒーター部分は水草や流木で隠してもやはり電源ケーブルやサーモスタット等を隠すのは難しく気になる人がいるようです。

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見た目スッキリの水槽を選ぶならオーバーフロー一択。

 

水槽用のヒーターがダサいのと見た目の人工物的な問題から何とか隠したい場合は、水草や流木で上手くレイアウトをすれば隠すことは可能ですが、電源ケーブルやヒーターのケーブルを隠すのは困難ですから、どうしても気になるのなら水槽を変更します。

あらゆる水槽の中で、最もレイアウトを綺麗に見せることが出来て、水槽用のヒーターを完全に隠すことが出来るのはオーバーフローと呼ばれているろ過システムを搭載している水槽でありオーバーフロー水槽ならヒーターを完全に隠すことも可能になります。

オーバーフロー水槽は必ず水槽台の上に水槽があり、その下側に一回り小さい水槽を設置してそれをろ過フィルターとして使用しますので、化粧台月の水槽台でしたら、下側のろ過用の水槽を隠す事ができ、その中でヒーターを使えば見た目は完璧になります。

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最近は30㎝や60㎝等の小型のオーバーフロー水槽もありますね。

 

元々、オーバーフロー水槽というのは150㎝クラスの大型水槽のろ過フィルターとして積極的に利用されていて、その強力な濾過能力から、水槽そのものはベアタンクにしておき、アジアアロワナとかレッドテールキャット等の大型魚の飼育に需要があります。

ただ、最近では小型の30㎝や60㎝水槽でも水槽台とセットになったオーバーフロー水槽が発売されていますので、よりオーバーフロー水槽が身近になってきているのですが、オーバーフローなどの水槽の需要がそれだけあるということなので素晴らしい。

60㎝以下の水槽のオーバーフロー水槽セットを色々と見ましたが、正直言って濾過能力はエーハイム2213を複数設置したほうが濾過能力が高いくらいなので、濾過能力を求めている人には意味がありませんが、見た目がスッキリなのが人気のようです。

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見た目スッキリオーバーフロー水槽は水草水槽には向いていない?

 

オーバーフロー水槽の話になると必ず出てくるのが、オーバーフローの環境では水草をうまく育成することが出来ないって話なんですけど、別にオーバーフロー水槽で水草を育成できないという訳ではなくて、普通に水草を育てることがは十分に可能です。

本格的な水草水槽にはCO2のボンベを取り付けていて、それで二酸化炭素を水槽に発生させている環境がよくありますが、オーバーフローの水槽の場合は水を下の水槽に一気に落として吸い上げる仕組みのため、その時点で二酸化炭素が抜けてしまうのです。

ですから、CO2を設置している本格的な水草水槽の場合は、それをオーバーフローの水槽で利用しても殆ど無意味な事をしていることになるので、オーバーフローは水草は無理って話になっているだけで、照明と水温管理をすれば普通に水草は育成できます。

オーバーフロー水槽は二酸化炭素が抜けてしまうのと、水を上から下に落とすことから騒音が発生しやすい構造になっていることもあり、オーバーフロー水槽購入前には騒音の問題と、小型の場合は濾過能力は高くないことを確認してから購入しましょう。



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