45㎝水槽に最適なろ過フィルターはエーハイム2213?

日本の住宅事情と飼育する際の都合上、60㎝水槽が最も売れている水槽であり、最近では30㎝キューブ水槽なども人気が出てきていますが、60㎝水槽と比較すると水の量が半分くらいしかないので、飼育難易度が高くなってしまうのが欠点と言えます。

アクアリウム共通の話としては、水量が多い水槽ほど温度変化や水質の変化の影響を受けにくく、より快適に魚やエビを飼育することが出来る水槽になっていますので、なるべく大きな水槽のほうが良いのですが設置場所の都合で60㎝になることが多いです。

そこである程度水量があり60㎝水槽よりもコンパクトな45㎝水槽がある訳なのですが、45㎝水槽の場合は、あまり売れていないらしくて飼育器具等もあまり多くなく、ろ過フィルターもどれを使えばよいのか迷ってしまいそうになるかもしれません。

売れている水槽の順位付けとしては、60㎝水槽が一番売れていて、次が30㎝水槽で、その次が45㎝水槽のイメージになるんですけど、これは個人的に取得しているデータから判断したもので、総合的なデータが有れば若干変わってくるかもしれません。

 

 

45㎝水槽ならエーハイム2213を使えば問題ありません。

 

では、45㎝水槽のろ過フィルターに何を使えばよいかと言えば、普通にエーハイム2213で問題ありませんので、プレコや金魚などの極端に水を汚す魚を飼育するのでなければ、オールマイティー的なエーハイム2213を使うようにしておけば大丈夫です。

プレコや金魚の飼育でもエーハイム2213が使えないわけではないのですが、凄まじい勢いで目詰まりをしてしまいますから、基本的には水を汚す魚の飼育には上部式のろ過フィルターが適切になりますので、上部式のろ過フィルターがお勧めになります。

45㎝水槽でも奥行きも45㎝あるキューブ型の大きな水槽がありますが、45㎝キューブ水槽の場合は水量が90リットル前後入りますので、一般的な60㎝水槽の1.5倍くらいの水量になりますから、エーハイム2213は2台設置しておくのがお勧めになります。

2213にサブフィルターをつけても良いですし、2213を2台並べておいてもよいのですが、後々水槽クーラーを取り付ける予定であれば、最初から2213を2台買っておいたほうが良いですから、どうするかは今後の水槽環境に合わせて考えておきます。

 

 

45㎝水槽は実は魚のブリードには最適な水槽になります。

 

あまりメジャーではない45㎝水槽なのですが、奥行きが30cmで横幅が45㎝の水槽であれば実はインペリアルゼブラプレコ等の稚魚の飼育には最適な水槽であり、何故最適なのかと言えばインペリアルゼブラプレコの繁殖とブリードをすれば直ぐに分かります。

インペリアルゼブラプレコのような希少性の高いプレコの稚魚の生存率を高くする方法としては、水槽の面積を大きくすることですから、30㎝キューブ水槽では小さすぎるし60㎝水槽では大きすぎる都合上、45㎝水槽の都合が大変よろしいのです。

30㎝から45㎝に変わったくらいで、それ程稚魚の生存率が変わるのかと言えば、全然違って来ますから、インペリアルゼブラプレコの稚魚の飼育をする際には、90㎝の水槽台に奥行きが30㎝で横幅が45㎝水槽を3本並べると綺麗に水槽台に設置ができます。

合計で3本の稚魚水槽に加えて、2段式の90㎝水槽台であれば、メインの90㎝水槽の設置ができますから、場所と水槽の大きさの管理もやりやすくて、この方法で稚魚のブリードをしていけば、安定してインペリアルゼブラプレコを増やすことが出来ます。