これからアクアリウムを始める人にとって、メダカという魚は日本の気候に完全にマッチしている魚であり、飼育難易度も極端に低いため育てやすく、繁殖をさせることも容易ですから、入門用の魚としては大変お勧めできると言えます。
さらにお勧めできるのが金魚になるのですけど、金魚の場合は汚れた水に大変強くて寿命も長いですし、元々はフナが突然変異した個体を固定した魚なので、大きさがどんどん大きくなっていきます。
初心者は金魚とメダカのどちらを飼育するのがお勧めなのか?
よって、メダカよりも大きな飼育器具が必要になってくることや、体が大きくなるがゆえに猫であるとか鳥といった天敵に襲われることも多くなる為、ネットや金網などで水槽を保護しないといけなくなることもあります。
金魚とメダカのどちらが良いのか?と聞かれたら、完全に好みの問題になりますし、飼育難易度はどちらもかなり低いですから、好きな方を飼育すれば良いのですけど、金魚の方が飼育器具が大きくなるといった感じでしょうか?
金魚もメダカも、どちらも熱烈に愛好している人たちが日本にはそれなりにいますから、どちらが良いといった話ではなくて、飼育したい方をお好きに選べば良いといった話になります。
規模が小さい水槽で最後まで飼育できるメダカにしておけば、大きな水槽は必要ないと思うかもしれませんけど、メダカの場合は大量に増えていきますから、結局は金魚と同じような水槽が必要になってくるのです。
目が光るメダカをもらったけどこのメダカは一体何者?
メダカか金魚か・・・とある初心者の方がどちらを飼育すれば良いのか迷っているうちに、同居の親族が友人からメダカをもらってきたので、とりあえずメダカを育てることになった際に、ちょっと変わっているメダカであることに気がつきます。
見た目は黒メダカの子供のような感じなのですが、どの個体も目が光っている為、ちょっと変わっているメダカだけど可愛いいから気に入ったといった感じになり、こちらの正体不明な目が光っているメダカを飼育することになりました。
この、目が光っているメダカの正体とは一体なんなのでしょうか?
ある程度魚の飼育に詳しい人であれば、すぐにわかる答えなのですけど、全くの初心者の方の場合は、どう見ても黒いメダカの目が光っているようにしか見えませんし、実際にそのような形状ですから、メダカって目が光ってるの?と思ってしまったりします。
この目だ光るメダカの正体については、確かにメダカの仲間なのですけど、日本原産のメダカではなくて海外産のアフリカンランプアイといったメダカになります。
ペットショップなどではランプアイといった名称で売られているのですが、知らない人がその家電製品のような名前を聞いても覚えているわけがなくて、単純にメダカをもらってきたと勘違いしてもメダカの仲間には違いないのでおかしくはありません。
アフリカンランプアイは日本のメダカよりも小さく飼育難易度は高い。
ランプアイについて言えば、飼育難易度はそれほど高くはないのですけど、日本のメダカと比べると流石に難易度は高くなりますので、全くの初心者の方が飼育を始めてもほとんどの個体が早い段階で死んでしまうかもしれません。
また、日本のメダカよりもサイズが小さい為、パッと見てメダカの稚魚のように見えるかもしれませんが、ペットショップで売られているサイズや、今回友人の方からもらってきたランプアイのサイズが成魚の状態になります。
飼育方法は殆ど日本のメダカと同じなのですけど、熱帯魚なので冬場はヒーターが必要になりますし、夏場も極端に水温が高くなる環境では水槽用のクーラーを設置しておいたほうが無難です。
ランプアイは見た目に特徴があり、サイズが小さいことからメダカよりも大群の群れを作らせて飼育すれば水草水槽のお供としては最適なのですけど、メダカの飼育に慣れてから手を出したほうが良い魚になります。