メダカやミナミヌマエビの飼育と繁殖をやってきて、結構な期間が経過していますが、コロナウイルスが猛威を振るっていた2020年前後くらいから、屋外に設置した水槽の全撤去、更には水槽の管理もあまり出来なくなったこともあり、環境が大きく変動。
毎年、メダカやミナミヌマエビは大量に繁殖をしてきていて、屋外では放置していても水槽の中で自然環境が構築。勝手に増え続けていたのですけど、最近、全ての水槽を確認したらメダカは5匹前後でミナミヌマエビも数匹前後しか確認できませんでした。
これにはまいった。辛うじて生き残ってくれたメダカもオスとメスがいるのに産卵すらしてくれなくなっています。室内の水槽も長期間の放置が続いていたので、ウィローモスが大量に増殖して、メダカが泳げなくなって弱ってしまったのか?、回復方法は?
1万匹以上いたメダカとエビが残り数匹に激減!
室内水槽はともかく、屋外に大量に設置していた大型水槽とか発泡スチロール等を一斉に撤去したのが結構きつかったですね。その際にベランダには長期間荷物を出すことが出来なかったこともあり、ここで、これまでの生態系が崩壊してしまった感じですね。
屋外に設置した水槽については、マグロ梱包用の大型の発泡スチロールを水槽として使用すれば効果は絶大で、中に余ったソイル、水草、流木などを適当に放り投げておくだけで、ろ過フィルターも照明も、餌も不要な最強の自然環境が勝手に構築されます。
こういう水槽の環境を何個も作っていて、広めのベランダをビオトープ管理場みたいにしていたこともあり、メダカ、ミナミヌマエビの個体数は全盛期では1万匹を超えるくらいの個体数がいました。繁殖しまくるので、無料で配布しまくっていましたからね。
地震の影響で室内の水槽の撤去も進む環境変化。
東日本大震災が発生した時、室内の水槽が破損したとか、長時間の停電で熱帯魚だけでなく、日淡の魚やエビも全滅してしまった人も沢山いたと思います。以前、関西の大きな地震が発生した時に、水槽が水槽台ごと床を滑って来たのをみて、流石に考えた。
大きな水槽を設置する場合、一戸建てなら別でしょうけど、マンション系の集合住宅の場合、地震で他の住民に大きな被害をもたらす可能性もありますし、強い揺れで水槽台ごと移動してきた大型水槽に挟まれて怪我でもしたら大変です。大型水槽は全て売却。
その為、室内は一般的な60cm前後の水槽のみにして、大きな水槽等は屋外に設置する環境だったので、屋外に水槽が設置できなくなってしまったら、そもそも、水槽の管理も難しくなってしまう訳です。周囲もコロナ以降水槽を撤去する人が増えてきてます。
※集合住宅で室内に大型水槽を設置する場合、必ず保険に入っておきましょう。
追加でメダカとミナミヌマエビを入手するしか無い?
メダカもミナミヌマエビもオスとメスは残っていますし、辛うじて数匹は確認できているのですが、全く産卵をする気配がありません。メダカに至っては、お腹から卵すらぶら下げてないです。長期にわたって繁殖してきた個体は、もはや産卵する気もない?
これ、プレコの繁殖をしているとよくあるんですけど、何世代かに渡って繁殖をさせてきた場合、特定の世代になると、急に繁殖活動をしなくなる事があります、こういう場合、環境を変えるよりも外部から別個体を導入すれば、繁殖を始めることがあります。
現在、海外に行っている間に全滅してしまったインペリアルゼブラプレコのワイルド個体は入手ができませんし、ブリート個体も価格は高騰していますが、メダカ、ミナミヌマエビの価格はとても安い為、ビバホームで購入して、環境の改善をする感じですね。
ミナミヌマエビなんか、増えすぎて釣りの餌にしていたくらいいましたし、勝手に増えてメダカの餌になるので、いい感じで共存も出来ていたものの、やはり、屋外の巨大な水槽の全撤去をした結果、一気に個体数が激減してしまい、産卵もしなくなってます。