GW10連休の前にやっておくべき屋外の水槽管理

今年もそろそろやってくる、俗に言われている日本の大型連休であるGWについては、過去最高の10連休という暦になっているので、お金があり余っている人は、そのまま海外旅行をしたり実家に帰省してまったり過ごす人もかなり多いのでは?と思います。

しかしながら、逆に10連休があってもお金が無いので何も出来ないって人も多く、今年のGWにおける10連休については、賛否両論の状態になっていますが、年末年始クラスの大型連休になる場合、水槽の管理も状況によっては事前対策が必要になります。

そこで、今回は屋外に設置している水槽について、GW連休前にやっておくべき管理方法についてご説明しますが、別に何処かに出かける予定がない人であっても、連休中は水槽のことを忘れてしまって放置することも多いので、水槽がある人は要注意ですね。

 

 

GW10連休の前にやっておくべき屋外の水槽管理。

 

今年のGWについては、気温が冷え込むとか雨模様であるなどの予報が出ていますけど、正直天気予報ほど当てにならないものはありませんので、屋外に水槽を設置している人がいれば、絶対にやっておく必要があるのが水を満タンくらいにしておく事です。

もちろん、溢れるくらいの水量にしてしまうと、メダカがジャンプをしたり、エビが水槽から脱走して干物になってしまったりしますので、ある程度予定をもたせる必要がありますが10日間程水槽を放置した場合、飼育水の蒸発問題の対策は必須になります。

屋外の水槽の水については、天候や気温によって蒸発にブーストがかかる場合があり、ガンガン水量が減っていってしまい、それにより水温維持が出来なくなり、エビが全滅してしまう等のトラブルもありますので、干上がらなければよいでは駄目なのですね。

 

 

水槽の中に藻が発生していたらできる限り除去をしておく。

 

気温が暖かくなると、室内で水槽クーラーやヒータが使える環境とは事なり、屋外の場合は基本的には水温管理が出来ませんので、気温に比例して水温も上昇していくことになるのですが、水温の上昇に合わせて大量の藻が水槽内で発生することがあります。

この緑色の藻については、少量程度であれば、稚エビの隠れ家や餌場になるのである程度は利用価値があるのですが、水草とは異なり制限無しでガンガン増殖をしていき、最悪水槽全体を覆い尽くす状態になりかねませんので、必ず藻を除去しておきます。

10日間もあれば、既に水槽内で大量の藻が発生している場合、天候などにもよりますが、十分すぎる位の増殖をする恐れがあり、もともと勝手に水槽内で発生している藻ですから、なくなって困るものでもないので、屋外の水槽を確認して除去が基本ですね。

 

 

屋外の水槽の場合は餌やりは基本的には不要です。

 

屋外の水槽の場合、10日間前後留守にするくらいなら、餌やりについては全く考慮すらする必要がありませんし、強烈な太陽の光が照射されることにより、放置しておいても勝手にミジンコや微生物などが大量発生するので、メダカもそれを勝手に食べます。

なので、長期間留守にするからといって、大量の餌を水槽に入れる必要もありませんし、エーハイムオートフィーダー等の自動餌やり器を設置する必要もありませんが、エーハイムオートフィーダー等の餌やり器は屋外での使用は想定していないので要注意。

基本的に、GWの10連休前に屋外の水槽でやるべきことは、まず、飼育水をできる限り水槽に入れておき、飼育水の蒸発による問題の対策をしておくこと、更には水槽内に勝手に発生する藻の除去をできる限りしておくだけの2点に注意するだけになります。