ミナミヌマエビを飼育していると、慣れていない初心者の頃には様々なトラブルが発生することがあるのですが、大抵は簡単な事を知っていなかっただけである事が多いですから、事前にある程度の知識を学んでおくと、よりスムーズに飼育を続けていくことができます。
そこで今回は、ミナミヌマエビを飼育している水槽の水換えした際に、なぜかミナミヌマエビが死んでしまうトラブルについて、その原因と対策について考えていきたいと思います。
すでに飼育に慣れている人であれば、ミナミヌマエビを飼育している水槽の水換えをしただけでミナミヌマエビが死んでしまうような状態になることはありませんから、こちらについては初心者の方限定のトラブルといった感じでしょうか?
水換えをするとミナミヌマエビが死ぬ理由|1ヶ月の意味。
ミナミヌマエビを飼育している水槽の水換えしたら、なぜかミナミヌマエビが死んでしまう原因については、様々な要因があるため、その水槽の環境ごとに理由が異なっているのです。
分かりやすい条件としては、ミナミヌマエビを投入して1ヶ月以上飼育している水槽である場合でしたら、水換えの際に追加した新しい水が原因である可能性が高いと言えます。
その逆に、新規で購入したミナミヌマエビを投入している水槽であれば、実際には水換えは関係なくて、最初に導入する際に水合わせに失敗していて、ちょうど水換えをするタイミングで合わせて死んでしまうパターンです。
1ヶ月以上ミナミヌマエビを飼育しているなら交換する水が原因。
ですから、単純に水換えをしてミナミヌマエビが死んでしまったではなくて、そのミナミヌマエビをいつから飼育しているかを最初に判断するべきであり、1ヶ月以上飼育している水槽ならまず水合わせには問題はありません。
ミナミヌマエビの水合わせに失敗している場合は、ちょうど1週間後くらいに一斉に落ちていく事が多いですから、実は死んでいるのが水換えのタイミングと偶々一致しているだけであり、水換えはそのものは関係ない事も多いのです。
水道水を交換する水として使っている場合、日本の場合でしたら日本全国で安定した水道水が供給されているため、浄水器を通せばそのままバケツでドボンで問題はありませんので、海外のように水道水が問題である事はほとんど稀です。
ただし、稀に極端に水質が異なる地域に引っ越した場合や、そういった場所で飼育されているミナミヌマエビを新しい水槽に投入した場合は落ちてしまう事もないのですが、そうであるなら1ヶ月以上も生きていませんから、1ヶ月がやはり判断ポイントです。
水換え用の水道水にカルキが含まれている場合。
高額な物件などでしたら、蛇口から出てくる水道水もカルキが抜けている事が多くて、そのままバケツでドボンでも大丈夫なのですが、古い住宅の場合はカルキ満載で水道水が出てくる事もあります。
そのため、バケツでドボンで水換えしている場合は、浄水器をつけておいたほうが良い場合もありますので、家庭用のもので良いですから、台所などに取り付けておき、そこでバケツに水を組んでから、水槽にドボンで水を投入してみるとよいですね。
心配でしたら、カルキ抜きと呼ばれている科学薬品もアクアリウム用として販売されていますから、そちらを使ってみるとか、一晩バケツに汲んだ水を放置するなどして、カルキを完全に抜いてから水換えをしてみる事になります。