ミナミヌマエビの飼育をしていると、突然ミナミヌマエビがその場で固まってしまい、金縛りにかかってしまったように動かなくなることがあり、その後に確認をしたらそのまま赤くなって死んでいた?飼育をしているとこのような状態になることがあります。
これは、ミナミヌマエビの飼育と繁殖を長期間していると必ずいつかは発生する症状ですから、特別な理由や問題もないのでそれ程気にする必要性は無いのですが、突然ミナミヌマエビがその場で固まってしまったら初めて見る人は驚いてしまいますね。
その固まってしまったミナミヌマエビはもう二度と歩きだすことはなくて、風の谷のナウシカのオームのような状態でその場で命が尽きてしまう訳なんですけど、ミナミヌマエビは一日中手足を動かして何かを口に食べており、それができなくなると死にます。
ミナミヌマエビが固まって動かない場合の原因と対処方法。
ミナミヌマエビが突然その場で固まってしまって動かなくなった場合の対象方法ですが、残念ながらどうすることも出来ませんので、そのまま水槽の中で見守っておくか、諦めて最後の役割として他で飼育している魚の餌にするなどをして対応します。
そのまま放置していても、翌日にはほぼ確実に死んでいますので、全く動かなくなってしまったミナミヌマエビを救済する方法はなく、その原因が死亡する寸前に発生する症状だと思えば、寿命や病気などで最後のしに場所としてその場を選んだ感じですね。
ひっくり返っているミナミヌマエビも同様に二度と救済することは出来ませんが、その場で動かなくなってしまったミナミヌマエビと、その場で固まってしまって動かなくなったミナミヌマエビは殆ど同じ症状のようなものですから、寿命だと思って下さい。
新規導入後にミナミヌマエビが固まって動かなくなたらショック死?
半年間とか数年間に渡ってミナミヌマエビの飼育と繁殖をしている水槽で、突然ミナミヌマエビがその場で固まってしまって動かなくなったら寿命か病気で動けなくなった可能性が大変高いのですが、例外的に新規導入後の場合はショック死の場合があります。
これは、ミナミヌマエビを新規で水槽に投入する際の水合わせに失敗してしまった場合において、早くて数時間から遅くても一週間以内にミナミヌマエビがショック死してしまうことがありますので、その場合も固まってしまって動かなくなることがあります。
ミナミヌマエビを購入して1ヶ月以内にミナミヌマエビがドンドン死んでしまう場合は、ショック死を疑っておくべきであり、こちらについてはスドーのサテライトを使うことにより事前に防ぐことが出来ますので、サテライトを使って水合わせをします。
ミナミヌマエビの最後はその場で固まるかひっくり返るか?
ミナミヌマエビが他の魚などに捕食される場合を除き、最後を迎える際にはその場で固まって動かなくなってしまうか、ひっくり返って手足を動かしながら息絶えるカノどちらかになりますので、固まってしまった場合はそろそろ寿命かな?と思って下さい。
その場で固まってしまうか、ひっくり返ってしまうかの違いですが、偶然その場で固まってしまった状態になったミナミヌマエビとひっくり返ってしまうミナミヌマエビの違いは、ひっくり返っているかいないかの違いだけですので、実はどちらも同じです。
長期間においてミナミヌマエビの飼育と繁殖をしていると、無制限に飼育できている?と言った錯覚に陥ることもありますが、実はミナミヌマエビは定期的に死んでいて、水槽内で誕生した新しいミナミヌマエビが成長をして全く別のエビが育っています。
その間に、天敵がいない水槽ではミナミヌマエビが弱ってその場で固まって動かなくなっても捕食されることもなく、メダカやヒメタニシ等も襲って食べることがありませんので、寿命を迎えて倒れなかったミナミヌマエビの姿を水槽内で確認出来る訳です。