コロナが流行りだしてから、水槽のメンテナンスを行う頻度も落ちてきており、最近では、エーハイム2213の中を開けて、ろ材やフィルターの掃除を行うフルメンテナンスは1ヶ月に1回もしなくなりました。以前は毎月1回は必ずやっていたんですけどね。
それで、久々にエーハイム2213のメンテナンスをしようと思ってドレインホースやナチュラルフローパイプをいじっていると、複数取り付けているエーハイム2213のうち、1機だけが水流が殆ど流れていない状態でした。これはかなりの異常事態です。
エーハイム2213を稼働させると、一定量の水流が水槽とエーハイム2213を循環します。その循環により濾過が行われる訳ですが、この水流の流れが止まっている場合、モーターに相当な負荷がかかっている恐れがあり、最悪、焼き付けや破損に繋がります。
エーハイム2213の水流が流れない？原因は奴だった。
これは、危険だと思い、該当のエーハイム2213を目視で確認したものの、特に問題はなく、異音も発生しておらず、エア抜けなどもなく、普通にモーターも稼働しているようです。何かがおかしい？、水流はかろうじて流れているので、稼働はしています。
電源を落とさないと、エーハイム2213の蓋を開けることは出来ませんので、早速、エーハイム2213の主電源を落とします。ダブルタップをクローズして、該当のエーハイム2213の蓋を開けてみました。すると、中身は凄くまっくろくろすけ状態でした。
長期間、メンテナンスをしていないので、汚れがフィルターを超えて中の飼育水全体が真っ黒になっている状態ですね。ただ、真っ黒なろ材コンテナごと抜き出してみましたが問題はないようです。汚れが酷いから水流が流れない？、なぜ水流が流れないの？
エーハイム2213に吸い込まれたラムズホーンが原因。
エーハイム2213はストレーナーを水槽内に取り付けて、そこから飼育水を吸い込み、濾過した飼育水を再び、ナチュラルフローパイプを使って水槽内に循環させます。飼育水を吸い込むストレーナーには、マツダのスポンジフィルターを取り付けています。
スポンジフィルターを取り付けることにより、大きな汚れや、稚魚や稚エビをストレーナーに吸い込むのを防ぐことができるのですが、唯一それでも吸い込んでしまうのが、大量に繁殖するピンクラムズホーンの稚貝であり、これが大量に吸い込まれています。
ピンクラムズホーンも生まれたばかりは小さいので問題が無いのですが、吸い込まれた2213の中で成長をしていき、ホースや吸込口、ダブルタップ付近のホース内の突起物付近で成長をしていくと、その場所で大きくなり、水流の抵抗になっていた訳です。
ホース内のラムズホーン補除して掃除をしたらOK？
まさか、2213のホース内でピンクラムズホーンが大きく成長し、水流の流れの抵抗担っているとは思っていませんでしたし、2213のホースって緑色で中身が見えにくくなっているので、最初はホース内にピンクラムズホーンいるとは思いませんでした。
恐らくは、生まれてまもないピンクラムズホーンの稚貝がストレーナーから吸い込まれて、天敵もおらず、大量の苔等が付着していて絶好の餌場になっているホース内を気に色、そこで苔を食べまくって成長していったのでしょうけど、これが全ての原因です。
これまで、この様なトラブルはなかったんですけど、長期間の水槽放置が原因なのか？、このまま放置していたら、モーターに負担がかかって、2213が破損していた可能性もありますので、今回、気になってメンテナンスをしてよかったと思っています。