ナチュラルフローパイプに付着する頑固なコケを駆除する方法

エーハイム2213を購入して水槽に取り付けると、60㎝以下の水槽では想像以上に水流が強くなりますので、それに驚く人も多いのですが、水流が強いとメダカやランプアイ等の水流が苦手な魚は常にストレスにさらされる状態になりあっという間に死にます。

その為、エーハイム2213の排水ホースを取り外して、エーハイムが純正で発売しているナチュラルフローパイプを取り付けて水流を極限まで弱くするという対策を行い、メダカやランプアイ等の小さな魚が水流で死んでしまわない環境を構築していきます。

このナチュラルフローパイプについては、長期間に渡って使用していると、特有の苔が大量に付着することになり、暫く放置をしているとマリモの様な状態になってしまうこともあり、見た目の問題や不快感から早めにメンテンスをする必要があります。

 

 

ナチュラルフローパイプに付着する頑固なコケを駆除する方法。

 

ナチュラルフローパイプを長期間に渡って使用していると大変不快な黒っぽいイソギンチャクのような苔、緑色でヘドロのような苔、緑色で斑点のような苔が付着することがあり、これらの苔は放置しておいてもエビなどが食べて綺麗になることはありません。

多分、相当不味い苔であり、ミナミヌマエビも餌として認識しないくらいの苔なので、ピンクラムズホーン等の何でも食べる貝ですら見向きもしないので、そのまま放置しておくとどんどん苔が大量に増殖する状態になり、腐ったマリモのようになります。

そこで、ナチュラルフローパイプを掃除する訳ですが、この苔は本当に頑丈にくっついており、簡単には取れないことが多く、メラミンスポンジと歯ブラシ、ダイソーで売っている水まわり用のブラシなどで根気よく優しく苔を削り取るしかないのが現実です。

 

 

本当に頑固なコケが付着するので時間をかけて優しく削り取ります。

 

ナチュラルフローパイプは透明なプラスチックですから、長期間に渡って使っていると段々と白っぽい変色をしてきますし、段々と硬く硬化していきますので、強い衝撃などを与えると破壊させてしまう可能性もありますので、兎に角、優しく削り取ります。

ただ、ナチュラルフローパイプに付着する3種類の頑固なコケは兎に角、簡単には取れない状態になっているので、最初は使い古した歯ブラシを使ってゴシゴシと削り取っていき、大凡の目立つ大きなコケから削り取っていくのですが、兎に角優しくですね。

それで、大まかに歯ブラシで目立つコケを除去していくのですが、中々取れないコケが残ってしまっているので、後はそれをメラニンスポンジで削り取っていくわけですから、ここでも時間をかけてゆっくりと少しずつコケを除去していく事になります。

 

 

コケは早めに除去をしないと頑固にへばり付くので早期解決が基本。

 

水槽に発生するコケの中でも、茶色い綿あめのようなコケでしたら、ミナミヌマエビが大好物なのですぐに食べてしまうのですが、このコケは水槽が不安定な初期の頃に発生することが多くて、水槽が長期安定している状態であれば、発生する事はありません。

ナチュラルフローパイプを長期間に渡って使用している場合は、黒っぽいイソギンチャクのようなコケ、緑色のヘドロのようなコケ、緑色の斑点のようなコケの3種類がナチュラルフローパイプの大量に付着していることが殆なので、大抵は長期安定環境です。

この長期間に渡って安定をしている水槽環境で発生するコケは、兎に角見た目が不快に感じることや、一度付着するとすぐに大量に増殖していることが多く、そうなると悪臭はするし、ナチュラルフローパイプの見た目にも問題が発生するのでよくありません。

歯ブラシとメラニンスポンジがあれば、根気よく時間をかけると綺麗にナチュラルフローパイプをメンテンスすることが出来ますので、その際にはプラスチックは硬化すると割れやすくなる事を理解してからやらないと、簡単にパキッと割れるので要注意。