寒い時に死んだメダカは早めに除去|エベレストの死体状態

メダカやミナミヌマエビの飼育をしていると、どの様に適切な環境を用意して愛情を込めて飼育をしたとしても、必ず数年後には寿命がやってきますので、同じ年に誕生した個体は大体同じ時期くらいに水槽の中で段階的に落ちていきます。

寿命に関して言えば、どの様な生き物であっても必ず存在するものですし、不老不死と言われているベニクラゲでしたら別なんでしょうけど、メダカやミナミヌマエビでは現時点では不老不死の個体は見たことがありません。

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不老不死のメダカが将来誕生するかもしれない?

 

ベニクラゲというのは、信じられない人も多いかとは思うのですが、不老不死の能力を有している現状唯一の生物らしくて、体が老化してくると細胞を生まれた時の状態位に戻してから再度人生をやり直すような生き方をしているそうです。

例えば人間で言えば、60歳の高齢者になった時点で再度2歳くらいの状態まで体が元に戻り、そこからまた同じ様に成長をしていく様な感じです。

プラナリアのように、体を半分に切断したら2匹のプラナリアになる生き物もアクアリウムをしている方であれば、身近に見ているでしょうから、不老不死のクラゲがいても別にプラナリアを知らない人ほど驚くことは無いのではないでしょうか?

将来、不老不死のメダカとかミナミヌマエビが誕生すると面白いのかもしれませんが、例え実現するにしても、それは1000年後とかの先の話になるでしょうね。

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寿命が長い個体のメダカの選別は大変難しい・・・。

 

ちなみに、ベニクラゲもプラナリアも無敵の様な特殊能力を持っていますけど、完全に無敵という訳ではなくて、他の天敵などに捕食されてしまったらその時点で死んでしまいますので、アニサキスの様に他の生き物に食べられてその体内で成長することはできません。

そんな訳で、どの様な生き物であっても必ず寿命というものが存在するのですが、メダカやミナミヌマエビの場合は人間から見ればかなり短い寿命に設定されていますので、生まれて5年以内にはほぼすべての個体が死んでしまいます。

まれに、長期間生きていく個体が出ることがあるのですが、これは見た目では判断ができませんから、実際に長期間飼育して初めて、寿命が長い個体であることが分かりますから、その個体の子孫だけを選別して残していくのは大変難しい作業になります。

メダカがいつ寿命を迎えるかについては、それはメダカしか分かりませんから、夏場に落ちる個体や冬場に落ちる個体など、こちらについては完全にメダカの都合になってしまいます。

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冬場の寒い時期に死んでしまったメダカは簡単には分解されない。

 

そんな感じで、2月頃の水槽の水が凍ってしまうくらいの時期に死んでしまうメダカも当然いる訳ですが、この時期に死んでしまうメダカについては飼育者が見つけ次第早めに駆除をしておいたほうが無難です。

その理由は、2月頃の寒い時期に死んでしまったメダカの死体というのは、なかなか分解されずにそのままの状態で長期間において水槽内に放置されることが多くて、ミナミヌマエビも食べないし貝類も食べない様な状態になることが多いからです。

これが夏場であれば、寿命で死んでしまったメダカには大量のミナミヌマエビや貝が寄り集まってきて大騒ぎになるのですが、冬場の水が凍りつく様な時期になると、誰も見向きもしないことが多いのですね。

ただ、いつまでもメダカの死体が水槽内に放置されているのは、どの様なトラブルを巻き起す原因になるかわかりませんから、飼育者が早めに除去をしていくのが基本です。

分かりやすく言えば、世界一高い山と言われているエベレストの頂上付近に放置されている大量の死体の様な状態になっている感じで、寒いため簡単には腐らないのですが、見た目にもよくなく、それが閉鎖環境の水槽ならなおさらといった感じでしょうか?

もし、寒い時期に水槽内でメダカの死体を見つけたら、速やかにネットで掬って処分する様にしていきましょう。

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