ここ最近、検索が多くなっている内容として、ヤマトヌマエビの飼育に関することで、同じ水槽で飼育をしているとミナミヌマエビを襲うことがあるのか?といった内容の検索になります。
こちらについての回答になりますけど、ヤマトヌマエビは普通にミナミヌマエビを襲って食べてしまいますし、メダカですら襲いますから、かなり獰猛なエビになりますので注意が必要です。
ただ、個体によってはミナミヌマエビを襲わない個体もありますし、別に同じ水槽で飼育をしていても環境によっては問題が無い場合もありますから、どうしても同じ水槽で飼育をしたい場合は、しばらく様子を見てみると良いですね。
あくまで、ミナミヌマエビを襲うかどうかの問いに対しては、当然ヤマトヌマエビは襲うこともあるといった回答になっている感じですね。
90cm規格サイズの水槽なら全く問題はありませんでした。
以前、実際にヤマトヌマエビとミナミヌマエビを同じ水槽で飼育していた環境としては、その飼育水槽は90cm規格サイズの水槽であり、石とか流木をたくさん沈めている環境でしたら、ミナミヌマエビはどんどん繁殖して問題はありませんでした。
もしかしたら、ヤマトヌマエビがミナミヌマエビを襲って食べていたのかもしれませんが、それよりもミナミヌマエビが繁殖する数の方が多いのか、90cm水槽の環境であれば大丈夫のようです。
ただ、30cmキューブ水槽とかになると、水槽が小さいため、ヤマトヌマエビがミナミヌマエビやメダカを襲って食べる状態になるかもしれませんから、その場合は速やかにヤマトヌマエビを隔離する必要があります。
実際、ヤマトヌマエビは個体によってはかなり大きくなりますので、30cm水槽にて多くの個体を飼育していると水槽のキャパを簡単に超えてしまい、様々なトラブルに発展する恐れがあります。
獰猛なスジエビですら襲う巨大なヤマトヌマエビ。
淡水のエビでいかにも獰猛そうなエビといえば、大きな二つのハサミを持っているスジエビになるのですが、こちらのスジエビは普通にメダカを襲って食べてしまったり、ミナミヌマエビを襲って食べてしまうこともあります。
ですから、スジエビは他のエビとかメダカとの飼育はできませんし、かといってスジエビよりも大きなハゼのような魚と同じ水槽で飼育をするとあっさりと食べられてしまいますから、単独飼育をしたほうが良いエビになります。
こちらの獰猛なスジエビなのですが、ヤマトヌマエビの場合は襲われる心配はなく逆に襲ってしまうくらいですから、如何にヤマトヌマエビが強いエビであるかわかるかと思いますが、成長過程の小さな個体の場合は襲われる場合もあります。
5cmを超えるような大きな個体になったヤマトヌマエビであれば、スジエビに襲われることはありませんし、7cm前後の巨大な個体になると堂々と水槽の中で動き回っていますから、見ていて圧倒感を感じるくらいです。
スジエビも襲うヨシノボリにも食べられないヤマトヌマエビ。
そのエビが強いかどうかを試す簡単な方法として、淡水の小型の魚の中で口が大きいヨシノボリと同じ水槽に入れてみると簡単にエビの強さを確認することが出来ます。
ヨシノボリはダボハゼと呼ばれていることもある通り、なんでも直ぐに大きな口で食べてしまうような魚であり、共食いなどもすることもあります。
このヨシノボリと同じ水槽に入れていて食べられないエビであれば、それは強いエビであるといった感じです。
実際にヨシノボリの水槽にミナミヌマエビを投入した場合、あっという間に全てのミナミヌマエビが食べられてしまいますし、スジエビの場合もメダカなどには無敵のエビであっても、相手がヨシノボリになると、もはやなす術はありません。
ヨシノボリにとってはメダカやミナミヌマエビを襲うスジエビでも、あっという間に餌となり、食べられてしまって水槽からいなくなってしまうのです。
これがヤマトヌマエビになるとどうなるのかと言えば、さすがは最強の淡水エビといった感じで、ヨシノボリが襲うことはなくて、逆にヨシノボリに体当たりをするくらいですから、やはりヤマトヌマエビは強いエビであると言えます。
ヤマトヌマエビはミナミヌマエビを襲うこともありますが、それは小さな水槽の話であり、90cm以上の大きさの水槽の場合であれば、特に問題なく飼育することは可能です。