専用の餌すら全く用意されていないミナミヌマエビの飼育をする際には、キョーリンのザリガニの餌を用意しておけば、価格も150円前後と安くてミナミヌマエビの食いつきも良い為、繁殖や成長を促進させたいときには最適の餌になります。
レッドビーシュリンプの場合、個体によっては結構餌にこだわりを持っている個体も多い為、動物性の餌であるキョーリンのザリガニの餌を全く食べない個体もいるのですけど、ミナミヌマエビの場合はその様な個体は見たことがありません。
流石は何でも食べる好き嫌いの無いミナミヌマエビといったところです。
商業的価値が全く無いミナミヌマエビの餌は今後も存在しない?
水槽内で餌として認識したものは遠慮なく食べ続けるのがミナミヌマエビですから、価格が安い為、商業的価値が無いのもそうなんですけど、結局は何でも食べますから専用の餌というものが必要無いとか作りにくい問題もあるのかもしれませんね。
ミナミヌマエビの餌をあえて作るくらいなら、ドジョウの餌とかウーパールーパーの餌でも作っておいたほうがまだ需要がある訳ですから、ミナミヌマエビは本当にあらゆる生き物の中でも特別にマイナーなペットの代表になるのでしょうか?
そんなミナミヌマエビですから、あえてそれでも可愛いとか、飼育していて面白いとか、とりあえず意識しなくていいので生活の範囲内に自然の環境が欲しいといった方が飼育者に多いのかもしれません。
キョーリンのザリガニの餌の致命的な問題点とは?
ミナミヌマエビを飼育する際に、お手ごろ価格で食いつきも良く、いかにもミナミヌマエビの体の成長を促進している様なイメージしか無いキョーリンのザリガニの餌は、ミナミヌマエビ用の餌として最適な餌の一つです。
夏場であれば、このキョーリンのザリガニの餌だけあれば、それを適当に水槽に放り込んでおくだけでミナミヌマエビは大量繁殖を繰り返していきますので、本当にお手軽で栄養価も高く財布にも優しい餌になるのです。
しかし、こちらのキョーリンのザリガニの餌には致命的な問題がある為、それを事前に理解した上で購入しないと色々と勿体無い事になりますから、できればどの様な問題や欠点があるのかを事前に知っておいたほうが後々便利になります。
ただし、餌そのものに何かしら問題があり、ミナミヌマエビが死んでしまうような話ではなくて、商品を最後まで使うことが中々出来ない事が殆どになる問題です。
キョーリンのザリガニの餌は最後まで使う事が出来ない?
こちらのキョーリンのザリガニの餌ですが、一体何が問題なのかと言えば、餌そのものは大変良いものですし、価格も150円前後で購入できますから、そちらについては全く問題無いのですが、実は最後まで使う事がほとんど出来ないのです。
この最後まで使う事が出来ないというのは、一度パッケージを開けた状態でその後に使い続けると、中の餌が干からびてしまってミイラの様にカラカラに乾いてしまい、別にそれを与えても問題は無いのですが、食いつきが極端に悪くなってしまいます。
カンパンのようにカラカラに干からびてしまったザリガニの餌については、最初あれだけ強烈だった匂いもすっかりなくなってしまって、見るからに乾燥して干からびてしまっているのが分かりますから、これはもうだめだ・・・という事になります。
その原因については、どう考えてもパッケージの問題であり、密閉式のチャックは付いているのですが、どうやらそれがあまり機能していないらしくて、密閉したつもりでも空気に触れてしまい、時間が経つと中の餌がカラカラに乾燥してしまう様です。
早めに全部使えばそうなる前に使い切るのでしょうけど、ザリガニの餌をミナミヌマエビの餌として使用した場合は、どうしても使い切るまでに時間がかかる傾向にある為、気がついたら匂いもなくカンパンの様に干からびた餌になっている事がほとんどなのです。
キョーリンのザリガニの餌をミイラの様にしない為にはどうする?
餌自体は大変良いものなのですが、最後まで使う事が毎回できないキョーリンのザリガニの餌については、最初の段階で、ヒカリの金色パッケージのメダカの餌のパッケージのような作りが良い袋に入れ替えて使うとか、何か密閉できる容器に詰め替えて使うしかありません。
どんなにきちんとパッケージのチャックを密閉していても、なぜか毎回中身が干からびてしまう訳ですから、容器に問題がある様な気がするのですけど、多分、今後もパッケージが改善されることは無いでしょうから、購入した側で対処しないといけない様な気がします。
ただ、毎回こちらのキョーリンのザリガニのを購入しているのですが、容器を入れ替えるのも面倒なので、いつも途中から中の餌が干からびてしまっていて、その都度また購入しているので、どうしたものかとは思っています。
干からびている餌でも使えないことはありませんし、もともと開封後は1ヶ月程度で使い切る様な仕様で売られているものなのかもしれませんが、ザリガニとは異なり、ミナミヌマエビ用としては若干ボリュームがあるので、どうしてもそうなるといったお話でした。
できれば、パッケージがもう少し頑丈だと、利用者としては助かるかもしれません。