冬場にはヒーターを設置したほうが良い理由|例外もアリ

日本という国は、春夏秋冬といった四季というものが存在していて、同じ場所で生活をしていても、季節単位で全く環境が異なる状態になるため、世界的に見ても大変珍しい国になります。

沖縄の様な極端に南にある様な地域は別格ですけど、普通に本州で生活をしていれば、どこに住んでいても夏は暑くて冬は極端に寒くなるのが日本の気候と言えるのです。

アフリカとかでしたら一年中暖かいですし、北米などでしたら一年中寒いですから、殆ど気候が年間を通して極端に変わらない様な国が多いなか、日本の場合は夏と冬では温度差が30度以上になることも普通ですからね。

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人間が温度管理をする器具が必要なのなら水槽にも必要。

 

そのため、人間の生活ですらエアコンから床暖房、ストーブや扇風機といった温度管理をしたり生活を過ごしやすくする家電製品が沢山出回っているくらいですから、当然人間の管理下で設置される水槽も同様の状態にさらされるのです。

日本原産の魚とかエビであれば、よほどの清流に生息している様な個体を除き、水槽の温度管理をしなくても一年中飼育できたりしますから、夏場の極端に熱くなる場合だけ水槽クーラーがあれば良いといった状況になることもあります。

メダカやミナミヌマエビでしたら、年間を通して温度管理をしなくても普通にその環境で生きていけますから、如何に強い生体であるのかがよく分かることでしょう。

そのように温度管理をしなくても良いメダカやミナミヌマエビであっても、できれば日本の寒い冬を迎える時期になるとヒーターを設置しておいたほうが元気で安定します。

 

 

なるべく快適な環境で飼育をしたほうが観賞用に向いています。

 

水槽も温度管理をする器具を設置することにより、何より水温が下がらないことなりますから年間を通して繁殖活動をしますので、室内飼育をするのであれば冬場はヒーターを設置してあげたいところですね。

水温が下がってしまっても、確かにメダカやミナミヌマエビでしたら、死ぬことはないのですけど、その場合は水槽の底でじっとして全く動かなくなってしまいます。

自然環境に任せて放置飼育が可能な屋外水槽ならまだしも、室内水槽の場合はガラス張りで鑑賞目的が主体ですから、できれば活発にメダカも行動したほうが不特定多数の人が見るであろう観賞用としては良い訳ですね。

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別に絶対必須でなくても冬場はヒーターを使ったほうが良い。

 

そこで必要になる飼育器具がヒーターというものになり、その名の通り水温を高めるための飼育器具になりますから、日本の冬場になると殆どの場合で必須になるアクアリウム器具の一つになります。

また、熱帯魚の場合は殆どの場合で冬場はヒーターが必要になるのですが、頑丈なタワーマンションなどの部屋に設置する場合は、冬場でも水温が20度以下になることはありませんからヒーターは必要ありません。

あえて室内水槽にヒーターを設置せずに、あくまで自然の環境と同じ環境でメダカやミナミヌマエビを生かしていると言った方もいらっしゃるのですが、水槽と自然の川とか沼地は全く大きさが違いますから、自然と同じではありません。

また、屋外水槽の様に太陽の光も当たりませんから、一見して自然な状態で飼育をしていると飼育者が思っていても、実はヒーターを設置していない水槽のなかは大変過酷な状態になっていることが多いのです。

200cm位の水槽でオーバーフローの濾過フィルターが設置されている様な環境でしたら別でしょうけど、そうでないことがほとんでしょうから、60cm水槽程度の大きさの場合は、できればヒーターを入れてあげたほうが良いと言えます。

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ヒーターの例外は日本の清流に生息する魚やエビを飼育する場合。

 

日本原産の魚やエビであっても、できればヒーターを設置してあげておいたほうが良いのですけど、これにも例外というものがありまして、イワナとかアマゴ、日本ザリガニの様に、清流の冷たい水を好む様な生体の場合は、冬場こそ安定した飼育が可能です。

アジメドジョウなどもそうですけど、水温を15度前後とかそれ以下に設定しておかないと長期的な飼育が難しい様な生体に関しては、逆に夏場の飼育が本当に難しくなりますから、冬場の寒い時期にこそ貴重な飼育を経験しても良いかもしれません。

ただし、夏場になると大型の水槽クーラーが必須になりますし、エアコンを24時間稼働させている水槽専用の部屋も必要になりますから、ものスゴくお金がかかることは覚悟しておく必要があります。

日本の四季を生かした水槽管理をすると、他の国ではできない様な飼育方法で希少な個体の飼育ができる訳ですから、多少の出費を覚悟してでも、チャレンジする価値はあるかもしれません。

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