メダカやミナミヌマエビの飼育には絶対に必要とは言えないんですけど、熱帯魚とかレッドビーシュリンプの飼育をする際には、必ず水温計が必要になり、アクアリウム専用の水温計を購入してから水槽に取り付けている人が殆どのはずです。
水温計自体はそれ程高価なものではないですし、水温が分からないと万が一のトラブルの際の水温が分からないですし、適正温度ではない場合はヒーターや水槽クーラーで温度を調整して快適な水温に設定しないといけませんので、水温計は重要になります。
水温計には昔ながらのオードソックスなニッソーのアナログタイプの水温計から、最近は人気のコンパクトなデジタルの水温計まで色々と種類がありますので、どれを購入したら良いか迷っている人もいるかもしれませんが、正直好みの問題になります。
最もお勧めできる水温計はゼンスイの水槽クーラーです。
私の場合は、古くからニッソーのアナログタイプの水温計を使ってきているんですけど、この水温計は吸盤があまり強くなくて、何度も水槽から外れてしまうことが多いのですし、暫く利用していると吸盤が固着してしまい使えなくなってしまいます。
それでも、価格は安いですし、オードソックスなタイプで見やすいこともあり、いつも水温計はニッソーのアナログタイプの水温計を使っていたんですが、ゼンスイの水槽クーラーを購入してからは、全くこちらの水温計は使うことがなくなりました。
意外かもしれませんけど、アクアリウムにおいて最強の水温計は水槽クーラーに最初からついてある水温計であり、デジタル表示で細かくリアルタイムで水温が表示されていますし、電源から電力を取っているので電池切れの心配もありません。
また、水槽クーラーはエーハイムの2213等の外部式フィルターで水を常に循環させているため、仮に水換えなどで急激な水温の変化があったとしても直ぐに反応してその水温を正確に表示してくれますから、これ程便利な水温計は他にはありません。
水槽クーラーの水温計は一番確実でも値段が高すぎる・・・。
よって、最もお勧め出来る水温計はゼンスイの水槽クーラーになりますので、こちらを購入しておけば完璧なのですが、いかんせん水槽クーラーは価格が安くありませんし、水槽クーラーを必要としないメダカやミナミヌマエビの飼育環境では厳しいです。
水槽クーラーを購入して稼働させる場合、2213もセットで買うと50000円前後の出費になる場合もある為、なかなか購入することが出来ない人も多いですし、レッドビーシュリンプなどを飼育しないのであれば、別に必要がない高価な飼育器具です。
その為、純粋に水温計が必要な場合は、テトラのデジタル水温計や、私が愛用しているニッソーのアナログタイプの水温計等から、好きなデザインのものを購入しておけば良くて、単純に水温が目視で確認できれば良いだけなので、好きなものを選びます。
お金に余裕があり、水槽クーラーを設置して夏場でも水温をコントロールして快適な環境を作りたい人であれば、水温計単体の購入はやめておき、最初から奮発をして水槽クーラーとエーハイム2213をセットで購入してから、最高の環境を作ります。
水槽のサイズが60㎝まででしたら、ゼンスイの水槽クーラーZC100とエーハイム2213のセットで全く問題はないのですが、水槽のサイズが90㎝を超える場合は、ワンランク上の水槽クーラーとろ過フィルターが必要になりますので予算が高くなります。
水温計の本来の目的は、水温を目視で確認することですから、それができればどのような水温計でも良いわけで、一度水槽クーラーの水温計に慣れてしまうと他を使うことはなくなりますが、水槽クーラーがない水槽では今でもニッソーの水温計が安泰です。
ただし、直ぐに吸盤が剥がれて水面に浮かんでいるのを見るたびにイライラします。