ミナミヌマエビの水あわせを完璧に行う方法

ミナミヌマエビを水槽に投入後に、すぐに死んでしまう場合。

一週間前後で死んでしまう場合は、最初の水あわせの段階ですべてが失敗しています。

 

その時点で、水槽内でまだ生き残っているミナミヌマエビをなんとかしようと思っても、すでに弱り切っているでしょうから、手遅れになってしまっている場合があります。

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水あわせの失敗の怖いところは生き残る個体が殆どいないこと。

 

例えれば、水槽の飼育者が神そのものであり、かつて地球上で繁栄して、大量絶滅に巻き込まれた、恐竜のような絶滅動物が体験した地球を作ってしまったような感覚でしょうか?

本当に、絶滅することが確実になっていて、相当低い確率で、少ない個体がなんとか生き残っているけど、子孫を残す余裕自体がないといった感じですね。

そうならないように、最初の導入時の水あわせについては、なるべく慎重に行った方が良いのです。

まあ、ミナミヌマエビ自体が、それほど水に敏感かつシビアなエビではなくて、水質などには適当でアバウトな部類のエビです。

それでも死んでしまうのであれば、その飼育者の環境では、やはり水あわせをもっと慎重にした方が良いといった結果であり、他の水生生物の水あわせになると、さらに慎重に行わないと、かなりの確率で死んでしまうということになります。

 

 

ミナミヌマエビの死を教訓にして適切な水あわせの方法を覚える

 

残念ですが、死んでしまったミナミヌマエビは元には戻りませんので、そのことを教訓にして、次回以降に投入するすべての水生生物の水あわせをマスターしていくようにしれば、ミナミヌマエビの死も無駄にはなりません。

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世の中の殆どの水生生物が、ヒメタニシやピンクラムズホーンなどの強靭な貝類を除き、ミナミヌマエビよりもシビアな水あわせを要求していると思ってください。

水あわせの方法を覚えることにより、次回以降、一週間で生体が死んでしまうような状態になることがなくなりますから、是非とも覚えておいて欲しい方法です。

それでは、誰でも簡単にできる、水あわせの方法についてご説明します。

ミナミヌマエビ以外でも使えますが、10cmを超えるような、大きな個体の生体の場合はこの方法は使えませんので、ご注意ください。

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スドーのサテライトを利用すれば水あわせはとても簡単かつ安全

 

水槽の縁に掛ける、サテライトというプラスチックの小さな水槽があります。

フチなし水槽、縁あり水槽など、様々な水槽に対応可能ですが、屋外用の睡蓮鉢などでにはおそらく使えないと思われます。

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この、小さなプラスチックの水槽を、室内水槽、屋外水槽の縁にかけて、エアレーションで水を循環させれば、放置で勝手に水あわせが完了するといった優れものです。

エアーの強さを調整する弁がありますので、一番小さく絞った状態で、少しずつエアーがメインの水槽からサテライトに流れるようにしておけば、病院の点滴のように水が循環します。

それによって、水質に大変シビアと言われている、レッドビーシュリンプでさえも安心できる、とても慎重な水あわせが可能になるのです。

この方法で水あわせをすることによって、一週間前後で、生体が絶滅することもなくなりますから、やらない手はありません。

費用も、小さなエアーポンプとサテライトのセットで2000円くらいです。

屋外水槽で使う場合は、室内からエアーポンプを伸ばして、少し窓を開けて、そこから空気を送ると良いでしょう。

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