体が大きくなるのは白メダカが多い不思議|まるでワカサギ?

飼育しているメダカというのは、野生のメダカでは考えられないくらい長期間生きてくれますので、そのメダカの寿命も劇的に長くなるのですが、当然メダカは寿命に合わせて体が大きくなります。

安定している環境で餌も適切に食べる事ができますし、そもそも天敵がいない飼育下においては、メダカにとっては天国のような物ですから、何不自由なく寿命まで生きる事ができるのです。

大きくなるといっても、イトウのように巨大になるわけではなくて、あくまでメダカとして大きな体になるような感じですから、特に大きな水槽が必要になるわけでもありませんし、その個体だけ隔離しないといけない事もありません。

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メダカの場合、卵や生まれたばかりの稚魚でしたら、親メダカとは隔離しないといけないのですが、ある程度の大きさになったら隔離も必要ありませんし、大きな水槽に買い替える必要もありません。

60cm水槽であれば、最初から最後までそれだけで飼育ができて繁殖もできる訳ですから、ご関心がありましたら、是非ともメダカの飼育にチャレンジして欲しいところです。

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体が大きくなるのは白メダカが多い不思議。

 

それで、メダカを飼育していると、その飼育期間と寿命が長くなるにつれて体も大きくなるのですが、その中でも特に大きな体をしているメダカはなぜか白メダカが多い事に気がつきます。

白メダカといえば、とても死にやすいメダカであり、その理由はまだ強い遺伝子を持っている個体が安定していないからではないか?といったところなのですが、実際のところ、ヒメダカと比べるとあまり強くない個体が多い事はすぐに分かります。

それ故に、大きくなる個体は白メダカが多いのかもしれませんが、驚くべきはその大きさであり、ワカサギのような感じになっている白メダカも多く、他のヒメダカと比較しても遥かに巨大です。

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ワカサギのように大きくても水質の変化には大変弱い白メダカ。

 

ですから、大きな白メダカだけが泳いでいる水槽を見ると、知らな人はこの魚って何?といった感じで不思議がる人も多いのですが、実はメダカですと言えば、皆さんびっくりされている事が多いようです。

ただし、大きくなっている白メダカであっても環境の変化には大変弱いらしくて、他の環境に移動させると、なぜか他のメダカよりも早くに死んでしまう事が多いのです。

ワカサギと間違えそうといっても、流石にワカサギの成魚の大きさではなくて、当然ながら、成長過程にある子供のワカサギの大きさと白メダカの見た目を例えたものです。

結果的にその場所で誕生した白メダカの中で巨大になったものであれば、ある程度は安定して生きてくれるのかもしれませんが、巨大な白メダカに関心を持って、他の場所から移動させた個体の場合は、水合わせを慎重にしても注意が必要になります。

 

 

白メダカについては色々と不思議な事が多いミステリーフィッシュ?

 

白メダカと言えば、メダカはもちろん魚の飼育に全く関心がない人であっても、その見た目もキレイさから睡蓮鉢のお供にしていたり、日本料理店の店先に置いてある垂れ流しの水瓶の中で普通に飼育されている事もよくあります。

メダカであっても、他のメダカとは異なる扱いを受けている白メダカなのですが、寿命が他のメダカよりも短い個体が多かったり、環境が変化するとあっさり死んでしまったり、体が異常に大きくなる個体が多かったり、色々と面白い事が確認できます。

興味がありましたら、最初の導入時にはサテライトを使うなどの細心の注意を払って、あえて白メダカの飼育を始めてみても良いかもしれません。

ただ、繁殖できる環境で育てておき、その環境下で卵から生まれてくる白メダカの方が圧倒的に強い個体が多いですから、メダカは産卵できる状態になるまで一ヶ月ほどの準備期間が必要になりますから、気温が高い時期に購入されるのがお勧めです。

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