今年の元旦に生まれたメダカは体長1cm位の個体が多い謎

今年の元旦に生まれたメダカをサテライトLにて飼育しているんですけど、孵化から10ヶ月前後時間が経過していて、成長したメダカは3cm位になっていて普通にサテライトの中で産卵をしているのですが、何故か体長1cm前後の小さな個体が今回は多いです。

メダカは短期間で大きく成長する個体、1年経過しても1cm前後の小さな個体等、色々と大きさに差が出るとは言え、サテライトの中で飼育をした場合は殆ど同じ大きさになることが殆どなので、この大きさの差については、ちょっと色々と興味が出てますね。

基本的に孵化から1年経過して、体長が1cmってのは明らかにおかしな大きさで、通常は3cm前後には成長をして産卵をしている個体が普通ですから、10ヶ月経過しても体長が1cmしかないメダカの個体を見ていると、この大きさで固定したい気持ちも出ます。

スポンサードリンク


 

 

今年の元旦に生まれたメダカは体長1cm位の個体が多い謎。

 

今年の元旦に生まれたメダカについては、水槽用のヒーターで水温を25度前後に固定した室内の水槽内で産卵をしたメダカの卵をサテライトの中とか、スドーのメダカの飼育ネットの中に移動させて孵化させ、その後育てていた位で特別な事はしてません。

夏場の屋外にて気温40度前後の中で孵化したメダカの場合、奇形やピンポンパールのような体型をしているとか、極端に大きいとか小さいメダカが生まれることが多いのですが、水温が25度前後の中で孵化しているメダカの場合は奇形は殆ど生まれません。

なので、今年の元旦に孵化したメダカが10ヶ月経過しても1cm前後にしか成長をしていない原因については、恐らくは生まれつきの遺伝だと予想していますので、多分、このまま飼育してもこの大きさより大きくなることは無いのでは?と結構冷静に見てます。

スポンサードリンク



 

 

成長しても1cm以上にならない小型メダカを固定したいけど無理?

 

最近は色々な模様をしたメダカが高額で取引されていますが、メダカは奇形腫や色違いなどの突然変異の個体を作りやすい傾向にありますので、偶然生まれた他のメダカとは異なる個体を固定化すれば、新しいメダカが誕生する訳ですが、固定化が難しいです。

例えば、今回の10ヶ月経過しても1cmにしか成長しないメダカを固定したいと思っても、この類の小さな個体は産卵機能が無いことが殆どで、まあ、1cmの小さな体からまメダカの卵を産卵するのは難しいのは仕方がないのでしょうけど、その個体限りです。

もし、成長しても1cmにしかならない小さなメダカが固定化出来ているのであれば、豆柴って小さな柴犬を交配させて小さい体を固定化した犬が結構有名ですけど、豆メダカって感じで成長しても1cm以下のメダカを固定化すれば、結構需要はありそうですね。

 

 

特別小さな個体や大きな個体は産卵しないことが殆どです。

 

ご存知のかたもいると思いますけど、三倍体って染色体異常により通常の大きさより3倍位大きくなるドジョウやニジマスがニュースになったことがありますが、これらの大きな個体は生殖能力がなくなっていて、残念ながら産卵活動をすることが出来ません。

メダカでも同様に大きな三倍体の個体が生まれてくることもあるのかもしれませんが、極端に小さな個体も、詳しくはよく分からないのですが、同様の理由により産卵活動をしないのかもしれませんから、ちょっと産卵して固定化させるのは難しいかなと・・。

3倍体のドジョウを実際に見たことがありますけど、本当にうなぎのように巨大なドジョウで、これドジョウ?って驚いた記憶があるのですが、5cm位のワカサギのようなメダカは見たことがありますけど、メダカの3倍体は見たことが無いので気になります。



スポンサードリンク