ナショナル・ジオグラフィックを見ていたら、シーラカンスの研究者が新しい発表をしていて、何でも、シーラカンスの寿命は100年以上?ってロマンがある記事が掲載されていまいた。謎多き生きた化石。これの研究に関わることができるって良いですね。
シーラカンスって哺乳類ではなくて魚になりますので、寿命が100年ってなると、魚なのに人間以上の寿命になります。更に妊娠したら5年間もお腹の中で胎児を育てているとか、ちょっと理解不能な論文なども出ているので、凄い興味深い話ですよね。
今回、シーラカンスの年齢については、シーラカンスの巨大な鱗を調べて、科学者が寿命は100年ではないか?との結果を得たようで、そうなると、本物のシーラカンスの鱗とか個体を何かしらの方法で入手して、設備を使って研究できる仕組みがあります。
シーラカンスの寿命は100年以上?興味深いニュース。
現状、日本国内で個人でアクアリウムを楽しむ場合、ゾエアタイプの産卵をするヤマトヌマエビを水槽で産卵、孵化させて稚エビを育てているとか、インペリアルゼブラプレコの繁殖に成功したとか、そのレベルの話が限界で、淡水フグの飼育すら難しいです。
淡水フグの飼育というのは、ファハカのような純粋な淡水フグを水槽で飼育する訳ではなくて、トラフグ等の海のフグを淡水で養殖する技術のことで、実際にこれをやっている専門業者があるんですが、その仕組とかやり方などは企業秘密で教えてくれません。
まあ、当然なんですけど、後は、ウナギの養殖等も日本の専門家等が研究をしているレベルで、シーラカンスを水槽で飼育するなどは現状では不可能でありえない話ですから、この謎が多いシーラカンスについては、新しい情報が出れば嬉しいレベルかな?
将来的にシーラカンスを個人で飼育できる時代が来る?
現状、シーラカンスの飼育は100%無理ですし、将来的にも100年後とか500年後等の話で、その時代が来れば、個人レベルでシーラカンスの飼育や繁殖ができる時代になっているかもしれません。それに向けての研究が少しずつ進んでいるって感じでしょうか?
その時に人類が絶滅しているとか、核戦争で世紀末的な時代になっているかもしれませんが、シーラカンスについては、その生体とか生い立ちに、地球誕生とか人類誕生を解明する謎が含まれているかもしれませんので、飼育以前に研究する価値がある魚です。
正直、普通の日本人が生きた状態のシーラカンスを見たり、捕獲したりすることは出来ませんので、相当な資金を集めて、何かしらの団体を立ち上げて、シーラカンスの研究をする活動を始めれば、自分でシーラカンスを見ることもできるかもしれません。
フランスだったかな?潜ってシーラカンスを撮影?
フランスの専門家のチームだったかな?。NHKのダイオウイカの撮影チームのように、巨大な専用の船舶を用意して、更に潜水艇を使ってシーラカンスを撮影しているのかな?と思っていたら、普通に素潜りというか、ダイバーが潜って撮影してました。
最初、その映像を見た時は驚いてしまいましたが、NHKみたいな予算がないのか?、シーラカンスの撮影には小型のボートに潜水士や専門家が乗り込んで、ダイビング形式で撮影するのが基本なのか?、よく分かりませんけど、あまり予算が無いんですかね?
シーラカンスを撮影するために、会社を立ち上げて、多額の予算なども必要とせずに、ある程度の予算でシーラカンスの生体を調査しているのだったら、日本人でもやる気があれば、ある程度はできそうなんですけど、なかなかこれが難しいんですよね。
現時点でも人類の科学力の発展はものすごいのですが、実は宇宙よりも地球の深海の方が分かっていない事が多いって話は有名です。将来、シーラカンスをアクアリウムの水槽で飼育する時代を作りたいって感じた人は、行動するのも有りだとは思います。