サテライトの水が循環しない?原因と対策方法

水槽に取り付けているスドーのサテライトを見てみたら、飼育水が全く循環していない?、これ、まれに発生するトラブルなんですが、夏場とか冬場の際にこのサテライトの水が循環しないトラブルが発生すると、致命的なトラブルに成ることがあります。

致命的なトラブルというのは、サテライトの中の魚、エビ、飼育中の稚魚や卵が死んでしまう、腐ってしまう等の問題で、特に冬場の場合はサテライトの水量を最大にしても水温低下が発生することもあるので、避けておかないといけない問題になります。

サテライトの水が循環しない原因ですが、いくつかあって、一番簡単でわかりやすいのが、サテライトを取り付けている本水槽の水量が減ってしまって、サテライトにエアレーションをしても、飼育水を循環できない状態です。見ればひと目で分かります。

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サテライトの水が循環しない?原因と対策方法。

 

水槽の水量がサテライトの位置よりも低くなっている場合、エアレーションを最大にしても、エアーの循環では水を吸い上げることができませんので、サテライトに水が回らなくなくなります。最初に飼育水の水量を確認します。これが問題なければ次です。

次に確認するのが、エアーポンプの故障です。エアーポンプは24時間常に稼働させているので、長期間経過すると、エアーポンプのゴムが破損してしまい、エアーが十分に出力できなくなっていて、更には凄まじい騒音が発生するので音で分かります。

エアーポンプの破損の確認ですが、エアーポンプに取り付けているゴムチューブを外した状態で、エアーポンプの電源を入れると、エアーが出ているかどうかすぐに分かりますし、ちょっと上下に振ってみて変な音がすれば、内部のゴム部品が破損しています。

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サテライトのパーツが目詰まりしている事もある?

 

水槽の水量も十分あり問題ないし、エアーポンプも壊れていないのに、何故かサテライトの水が循環していない場合、サテライト周りのエアーチューブを確認して、破損の有無を調べます。もし、カチンコチンに硬化していたら、新品に交換するのがお勧め。

通常、ゴムチューブが破損するってことはありませんが、経年劣化で硬化してしまい、取り回しなどができにくくなったり、すぐに外れてしまう等の状況になることもありますので、一応新品に交換しておくと安心です。それも水が循環しない場合はですね。

サテライトのパーツでエアーチューブを取り付けてるパーツがあります。これをサテライトから取り外して、分解して調べてみると、ゴミなどが硬化して目詰まりしている場合があります。結構、これが原因であることが多いので、一度外して確認をします。

このパーツは共通ストレーナーという名称でスドーから単品販売もされていますので、清掃が面倒なら新品を購入するのも良いのですが、ばらして爪楊枝で穴をゴシゴシするだけで、中の目詰まりしている汚れは綺麗に取れますので、清掃のほうがお勧めです。

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サテライトの長期稼動をするなら水作の水心がお勧め。

 

サテライトってレッドビーシュリンプとか、インペリアルゼブラプレコ等の子供の育成をする際などに短期的に取り付けて使う人も多いのですが、常時水槽に取り付けて長期運用する事もよくあります。その場合は、定期的に清掃などの管理が必要になります。

これまでサテライトを長期間に渡って水槽に取り付けたままで使ってきていますが、エアーポンプは水作の水心がダントツでお勧めで、その他のジェックスとかニッソーなどのエアーポンプは何度も壊れてしまいましたが、水心だけは一度も壊れていません。

5年、10年間と長期間に渡って使っていても、水心は内部のゴム部品が壊れないので、交換用でスペアで購入していた交換部品のほうが経年劣化で駄目になってしまいそうなくらいですから、サテライトを長期運用するのであれば、エアーポンプは水心ですね。

水心は新品で購入した場合、まず、内部のゴム部品が簡単に破損したりすることはないので、同時にスペア用で交換用のゴム部品は買わないほうが良いです。使いませんからね。それに水心は交換用部品が本体と同じくらいに高いのでこちらはお勧めしません。

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