最近は物凄く暑くなっていて、気温は最高で36度に到達していますので、毎日のように熱射病で多くの人が病院に運び込まれて死者も出ていますが、20代でも自宅でエアコン無しで寝ていたら、熱中症で死亡している状況なので、異常な暑さと言えます。
締め切った室内は、日当たりが良い住宅でしたら、40度に達してもおかしくない状態になっているので、当然、室内の水槽の水温も上昇してしまうようで、水槽を見たらメダカが大量死していたんですが、これは特に病気ではなく暑さで死んでしまってます。
水槽を見て、メダカが大量に死んでいたら、もしかしたら病気が発生したのでは?と思うかもしれませんが、気温が36度に達してしまっている時点で、いつメダカが死んでもおかしくない状態ですから、人間が倒れるくらいの猛暑であればメダカも死にます。
暑すぎて水槽のメダカが大量死?原因と対策方法。
メダカが猛暑で死んでしまう、その時点で既にミナミヌマエビは全滅をしてしまっているので、室内の水槽でミナミヌマエビが次々と倒れてしまっている時点で、もうそろそろ危険ってシグナルなのですが、このシグナルを理解していても防ぐのは難しいです。
今回、死んでしまったメダカを見ると、全てが体長4cm前後の大型個体であり、いわゆる老化してしまっている個体そのものなんですが、小さい個体は死ぬことなく普通に水槽内で泳いでいますから人間と同じく高齢化した個体は猛暑で倒れてしまうようです。
メダカの場合、高齢化している個体でも産卵を行いますし、人間の高齢者とは違って見た目が大きく立派に見えますから、案外油断してしまうんですが、猛暑で水温が急激に上昇をすると最近まで元気だった大型個体から倒れていくので、覚えておきましょう。
全く同じ環境で水槽クーラー付きの水槽は死亡ゼロ。
今回、メダカが大量死していた水槽は水槽クーラーを付けていませんので、室温=水温になり、最近の猛暑で大型個体のメダカが次々と死んでしまい、その少し前にはミナミヌマエビが全滅していたんですが、隣に設置している水槽はメダカの死亡はゼロです。
この水槽には水槽クーラーを取り付けていて、水温は28度に設定していますので、気温がどれだけ上昇しようと水温は28度に保たれるので、(正確には28.5度になったら水槽クーラーが稼働して28度まで下げる)ミナミヌマエビもメダカもとても元気です。
日本の淡水魚であるメダカ、同じくエビのミナミヌマエビであれば、水槽クーラーは必要ないと言われていますが、夏場には体力が弱っている個体、高齢個体(2歳以上)から次々と倒れてしまうこともありますので、水槽クーラーの設置がお勧めですね。
メダカを長期飼育させるには室内で水槽クーラー完備。
メダカの寿命について、1年とか2年とか、色々と人によって話が違っていますが、これは環境による影響が大きく、夏場の猛暑を避けて水槽クーラー完備の水槽で悠々自適の生活をさせる、寒い冬には水槽用ヒーターで猛暑を避けて快適に飼育をする事。
更に栄養価の高い餌を適度に与えて、ろ過フィルターも完璧、まあ、最高の環境で育てるとメダカの寿命はぐんと伸びますので、4年、5年と生きることもありますし、その際にはメダカはワカサギの子供みたいに大きくなっているなっている個体もあります。
メダカに水槽クーラーっていらないでしょう?、って意見もありますし、屋外の水槽で放置飼育でも大丈夫なメダカですが、やはり、水温は産卵に適切な28度前後にしておけば、長期間に渡ってメダカの飼育が可能になりますので、水槽クーラーは偉大です。