以前、イライラするストレスから開放される為に、寝室に水槽の設置をお勧めしていた友人から連絡が入り、最近、水槽がウルサイのでなんとかして欲しいって事だったんですけど、寝室は普段は問題なくても深夜の寝る時間帯になると、音はシビアです。
寝室で、深夜に電気を消して布団の中で寝る状態になった場合、普段は気が付かない騒音でも、大変敏感に感じてしまうことが多く、それで、水槽に取り付けているサテライトの騒音が気になって仕方がないって話になったんですが、確かに騒音は発生します。
ちなみに、サテライトはエアーポンプを必ず使って水を本水槽から循環させる仕様上、どれだけエアーを絞ってもエアーポンプの騒音及び、エアーで水を循環させる際のカポカポって感じの騒音は発生しますので、サテライトの騒音問題は必ず付きまといます。
サテライトの騒音がウルサイ?原因と対策方法。
サテライトの騒音については、エアーポンプを使うので、このエアーポンプ本体の騒音、更にはエアーを使って飼育水を循環させる際のエアーの発生音等、これらが原因なので、完全にサテライトの騒音を防ぐ場合、サテライトを停止させるしかありません。
サテライトを停止させた場合、飼育水が循環しなくなりますので、サテライトの中で飼育している魚やエビによっては、悪影響が発生するどころか全滅しかねませんので、多少の騒音はなれるしか無いので、最初にこの点をよく考えておく必要があります。
ただ、サテライトを停止させるにしても、毎日停止と再開、いわゆるエアーポンプの電源のオンオフを何度も繰り返すと、次第に面倒になってきますので、タイマーを使えば、エアーポンプの電源のオンオフは自動化出来るので、必要であれば検討します。
エアーポンプの騒音対策は水作のSSPP-3Sがお勧め。
エアーポンプ本体の騒音対策ですが、水作のSSPP-3Sを使用すれば、エアーの量を絞ると限界までエアーポンプ本体の騒音を抑えることが出来ますので、最初にエアーポンプ本体の見直しが重要になるんですけど、友人はこのエアーポンプを購入済みです。
水作のSSPP-3Sですが、エアーの量を限界まで絞ってサテライトで使用した場合、騒音は殆ど発生しなくなりますが、それでも完璧に騒音を防ぎたい場合、エアーポンプ本体をガラスケース等に入れると、騒音は本当にしなくなるので、ケースに収納します。
ガラスケースが用意できない場合、殆どの場合で水槽の下に設置されている水槽台があるはずですから、ゴムシート等を設置して、水槽台の中にエアーポンプを収納すると、これまた騒音が更に収まりますので、水槽台の中にエアーポンプを収納しましょう。
サテライトの騒音を完全に防ぐことは出来ないの?
エアーポンプは水槽よりも上の位置に設置しないと駄目ですって、エアーポンプの説明書に書かれているので、必ず水槽の上に設置している人も居るんですが、実際には水槽よりも下の位置に設置しても問題はありませんから、遠慮なく水槽台の下に収納です。
エアーポンプの騒音はこれまでの対応で殆ど防げるのですが、それとは別のサテライトの水流に合わせたエアーのカポカポって感じの騒音は、サテライト本体の水量を限界まで絞ることにより、限界まで騒音を防ぐことが出来ますが、それが限界になります。
それ以上の騒音を防止、いわゆる完全に騒音がしない環境を希望する場合、タイマーを使って夜間のみサテライトの動作を停止する方法しかないのですが、サテライトの中で飼育している魚、エビがそれでも問題がない場合は、この方法が最も効果的です。
サテライトよりも、ろ過フィルターの騒音のほうがウルサクて気になるって場合、60cm以下の水槽であれば、エーハイム2213をろ過フィルターとて取り付けると、上部濾過フィルター等と比べると劇的に騒音がなくなりますので、2213は必須になります。