最近は、6月も終わりに近づいて来ましたので、気温が30度を超える日も珍しくなくなりましたし、これから気温40度に到達する猛暑が待っていると思うと、夏場が苦手な人は踏んだり蹴ったりな状況になる訳ですけど、暑くなると水槽のメンテも重要です。
気温が30度を超えると、24時間エアコンで空調管理をしている、富裕層みたいな人以外は、室温は更に上昇することも珍しくなく、水槽も室温に連動して上昇しますので、水槽内の魚やエビの活動が活発になり、水槽の汚れる頻度も高くなっていきます。
もちろん、水槽クーラーがあれば、水温の上昇は防げますが、水槽クーラーを水槽に取り付けている人って、全員がそういう訳でもありませんから、多くの人が常温で冬場のヒーターで水温を管理できる状況とは異なり、水温がグングン上昇していきます。
気温が30度を超えると水槽の水換え回数を増やす?
水槽の水温が上昇していくと、水槽内の魚やエビが活発になり、より水を汚しやすくなりますし、メダカなどもガンガン産卵をしていきますから、大量の餌を食べて、フンの量も増えていく訳で、夏場の水槽を水換えもしないで放置しておくと水が汚れます。
もちろん、エーハイム2213等のろ過フィルターのろ材に定着しているバクテリアもフル稼働で水を濾過していくんですけど、それよりも、水を汚す割合のほうが高くなる事が多いので、水槽を放置しておくと、あっという間に水槽内で全滅・・もあります。
また、水温が30度を超える水温になった場合、魚やエビに負担がかかる事も多く、限界に迫る限界を超える水温になると体力の消耗が激しくなりますから、その状態ではより一層、水質管理に関してシビアになる都合上、普段よりも水換えが重要になります。
エーハイムを沢山取り付ければ大丈夫なのでは?
水温の上昇対策として水槽クーラーを取り付けていれば、いくら外気温が上昇しても日本国内でしたら、インドのように気温50度に到達することはなく、日本最高でも40度位ですが、水温が40度近くになると、殆どの魚やエビは相当なダメージを受けます。
水温上昇で代謝が高くなり、体力も消耗している際に、水質が普段よりも悪化しやすい状況であっても、エーハイムを沢山取り付ければよいのでは?と思うかもしれませんが、確かにエーハイムを3台、4台と取り付けると水質が安定しやすくなります。
しかしながら、そういったエーハイムを何台も取り付けているような水槽は、数多くの魚やエビを飼育している環境であることが多いので、結局は普段よりも水質が悪化しやすい事、魚やエビの体力が消耗しやすい事には変わりなく、水換え頻度が重要です。
最低でも毎週1回3分の1位の水換えが好ましい?
水温上昇による、魚やエビの体力消耗、産卵シーズンになる魚やエビも多く、より多くの餌を食べて活性化して、メダカな等は毎日のように産卵をしていきますから、とにかく水が汚れやすくなっていること等、通常よりも水換えの頻度をあげるのがお勧め。
具体的には最低でも週に1回程度、水槽の水量の3分の1位は水換えをしたほうがよく、それにより水質がより安定していくことになりますので、毎週末にでも定期的に水換えをするようにしておき月に1回前後はろ過フィルターの掃除をしておけば大丈夫です。
冬場であれば、常温なら水温は20度以下になることも多く、こうなるとメダカは産卵活動をやめていき、あまり活発に活動しなくなりますので、水換えも月に1回でも大丈夫なことが多いですが、水温が30度を超えてくると、やはり週に1回は水換えですね。