ネットのニュースを見ていたら、屋外の水槽で飼育していたメダカが大量にいなくなるという事件があり、飼育していた人が監視カメラシステムを採用して、水槽付近の映像を記録してみた結果、メダカがいなくなった原因はアライグマに食べられたという話。
正直、メダカはとても小さな魚ですから金魚等とは異なり、屋外の庭で飼育していても襲われるってことは殆どなく、イタチや大型の鳥、猫などからも襲われない魚って認識だったんですが、アライグマはそのメダカすら襲って食べてしまうとの内容でした。
アライグマに関してはよく知らないというか、かつてアライグマラスカルってアニメの影響で、アライグマは可愛いと間違った認識が日本人に刷り込まれてしまい、それで飼育を始めたものの実際にはアライグマは大変凶暴で日本人の手に負えなかった訳です。
メダカが水槽から消えた原因?犯人はアライグマ?
まあ、アクアリウムで言えば、アリゲーターとかカダヤシみたいなもので、アライグマももれなく特定外来生物に指定されており、許可がないと飼育や販売、譲渡等が出来なくなっているのですが、日本でも野生化している個体が相当数いるらしく大問題です。
ですから、今回、メダカの水槽を襲撃して、片っ端から小さなメダカすら襲って食べてしまったアライグマは野生化した個体であり、何処かの近所の人が飼育しているペットではない訳ですから、メダカを食べられた人は泣き寝入りするしか無いのが現状です。
アライグマはとても凶暴で、手先が器用でいろいろなものを襲って食べるってのは知っていたんですが、まさかメダカですら餌にしてしまうとは・・・、ただ、防犯カメラの映像はアライグマが水槽の蓋を移動させていた感じで、食べていたかは正直不明です。
野生化したアライグマは大変危険なので注意する。
アライグマってラスカルのアニメみたいに人になついて可愛い動物ではなく、極めて凶暴で人間ですら威嚇して襲ってきたり、ペットを襲って食べてしまったり、畑で野菜をあらしたりと、ろくな生き物では無いって認識になっていますが、実は相当危険です。
アライグマが凶暴ってだけでも危険なのですが、野生のアライグマは相当な病気やウイルス等を媒介させている可能性が高く、回虫やエキノコックス、線虫等、極めて人体に有害な感染症を撒き散らすのですが、あの狂犬病のキャリアにもなっているらしい?
狂犬病に関しては、万が一感染すると、死亡率が100%だったな?、最近はフィリピンかどこかで狂犬病に感染した日本人が死亡していたニュースが報道されていましたが、アライグマに関わると最悪死んでしまう恐れもあるのが、これが本当に厄介です。
アライグマが敷地内に出現するようなら保健所に相談。
野生のアライグマそのものが、重大な感染症を媒介している可能性があり、万が一噛まれてしまったりすると、最悪命の関わりますので、アライグマが自宅の庭などで、水槽のメダカを本当に襲っているなら、真っ先にメダカをその場所から移動させます。
アライグマは凶暴で手先が器用なので、蓋をしただけでは意味がありませんし、頑丈な蓋をしてアライグマが水槽に入れないようにしても、アライグマがその周辺を徘徊しているだけで、何がおこるかわからないので、まずは保健所に相談をするのがベスト。
メダカに関しても本当にアライグマに襲われてしまうと、そこは餌場と認識されてしまい、何をやっても今後、何度もアライグマが集団でやってくる恐れがあるので、檻のような防護柵がない限り、飼育場所を変更して、アライグマが来ないようにしましょう。
正直、アライグマに狙われてしまうと、素人では対応はメダカを隠す以外に方法は無いので、保健所と相談をして駆除していくか?、完全に侵入できない場所に水槽を移動させて、アライグマが近寄って来ない環境で、メダカの飼育をしないと本当に大変です。