水槽のリセットをするなら今がチャンスな理由

水槽を管理運用していると、いつかはしないといけない大変な作業として、リセットというものがあり、水槽のリセットとは、その名の通り、一度完全に水槽を初期化して、まっさらな状態から立ち上げ直すという意味ですが、強くてニューゲームもあります。

完全な新規の水槽立ち上げとは異なり、これまでのろ過フィルターやその中のろ材に定着している大量のバクテリアはそのまま使えますし、飼育水もそのまま使えますので、パイロットフィッシュも必要ありませんし、水合わせなども不要で、この点は楽です。

ただし、水槽のリセットは、現在の水槽を完全に初期化して、新しく水槽を設定し直すという2回の作業が必要になることもありますが、水槽内の砂利やソイルを綺麗に撤去するのが本当に大変で、この作業をしていると1日掛かりになることもよくあります。

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水槽のリセットをするなら今がチャンスな理由。

 

この水槽のリセットなんですけど、水槽を確認すると、黒っぽいイソギンチャクみたいなコケが水槽に付着するようになっていて、何度水換えをして、コケを車の板金用のヘラで除去しても、暫くするとまたガラス面等に付着しているのでソイルが限界かな?

ソイルに関しては、実は5年でも10年でもそのまま使うことは出来るんですが、特定のイソギンチャクみたいな黒っぽいコケが発生しやすくなりますから、それの除去が面倒とか、見ていて不快に感じるなどでしたら、ソイルを新品に交換した方がよいです。

水槽のリセットに関して、今の梅雨の時期などは最適な時期になっていて、その理由は気温が簡単には20度以下にならないし、かといって極端に暑くなり30度を超えることもあまりないので水槽クーラーや水槽ヒーター等を使っての作業が要らないからです。

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水槽のリセットは想像以上に時間がかかる事が多い?

 

水槽のリセット作業は、最も重労働で時間がかかるメンテナンス作業になりますし、水槽をリセットしている最中は、水槽の中の魚やエビ等を他のバケツ等に一時避難させておく必要があるのですが、その際の水温管理をしなくていよいのは本当に楽なのです。

特に猛暑の際に、水槽クーラーが必須になるエビや魚等を飼育している水槽をリセットする場合、水槽クーラーを稼働させることが出来ませんので、エアコンで室内全体の空調を管理している環境でない場合、リセット作業中に死んでしまう事もあります。

また、水槽のリセットは本当に重労働ですから、重たい水槽を運んだり、ソイルなどを除去していると、いつの間にか疲れて眠ってしまうこともあり、気がついたら翌日まで寝ていた・・などもありますから、そうなると魚やエビが死ぬことだってあります。

 

 

リセットは常温で長時間の作業が行える時期が最適。

 

個人的な経験ですが、水槽のリセット作業は土日の休みの際にすることが多く、水槽のリセット作業をしていると、家族や友人が病気になったとか、突然の交通事故などに巻き込まれたなど、緊急でリセット作業を中止しないといけなくなることもあります。

その場合、長時間その場を急いで離れることもありますから、リセット中の水槽からバケツ等に退避させている魚やエビの水温管理ができなくなると困りますし、リセット用の完全に独立した隔離水槽などは普通の人は設置する余裕もなく、本当に困ります。

ですから、万が一、水槽のリセット中にその場を長時間離れることになっても、バケツに水作エイトでエアレーションだけしていれば、数日間は大丈夫な状態をキープできる気温が25度前後な今の時期こそ、水槽のリセットをするのには最適な時期なのです。

水槽のリセットに関しては、普通は早くても1年に1回程度しかしませんし、数年に1回すれば良いって人もいますので、リセットをするなら、気温が25度前後で安定している今の時期を選んでやっていれば、余計な負担も増えず、リセット作業が出来ます。

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