白いザリガニを飼育したい・・すごく珍しいエビなんでしょうか?、この相談、たまにあるんですけど、白いザリガニの正体は、普通のアメリカザリガニの色が白くなった個体を固定化したものなので、簡単に言えば、普通に白いアメリカザリガニになります。
なので、色が白いだけで、中身は普通のアメリカザリガニになりますので、飼育は容易で、耐久性も高く、餌もザリガニのエサを安く購入できますし、飼育設備も60cm水槽セットがあれば余裕で飼育できますから、特別な高価な飼育設備も必要ありません。
残念ですが、超レアな白いエビという訳ではなく、白メダカのように、体が白くなったアメリカザリガニですから、入手もそれほど難しくなく、アクアリウムショップに在庫があれば、気になった時に購入をする程度の感覚で良いので、その際に購入します。
白いザリガニの飼育がしたい?超レアなエビ?
お近くに白いザリガニが売られていない場合、ネットショップでしたら、大抵一年中売られていますし、価格も1匹1000円前後で、それほど高い買い物ではありませんから、通常のアメリカザリガニよりは少しだけ高いですけど、1000円前後ならお手頃です。
白いザリガニは、アメリカザリガニそのものなので、水合わせも容易で、究極で言えば、水道水ドボンでも問題なく飼育できることも多く、何ら注意は必要無いのですけど、飼育方法の注意点としては、必ず一匹だけの単独飼育で飼育することになります。
その理由はとても簡単で、アメリカザリガニは水槽くらいの狭い環境で飼育した場合、共食いをする可能性が極めて高く、特に脱皮をした際には他のザリガニが確実に襲って食べてしまいますので、ザリガニの飼育は基本は1匹だけの単独飼育になる訳です。
ザリガニの飼育でも大活躍のエーハイム2213?
アメリカザリガニは一匹100円位で売られていることが多く、全く希少価値がない扱いなのでろ過フィルターなしで抵当に飼育されていて、死ぬまで放置のような感じの管理をしている人もいますが、基本的に室内飼育の場合はザリガニもフィルター必須です。
ザリガニの飼育の注意点としては、水を満タンにするのではなく、陸地を作ってビオトープみたいな環境にしておいたほうがよく、水槽から脱走をすることも多いパワフルなザリガニですから、水量も半分くらいにして飼育をしておいたほうが良いわけです。
そうなると、水量が少なくても使うことができるエーハイム2213が筆頭になる訳ですが、水量が半分以下になると、2213のポンプに負担がかかる場合がありますし、価格も高いので、ここで役に立つのが投げ込み式の、水作エイトやニューフラワーDX。
ザリガニの飼育に最適なのろ過フィルターは水作エイト?
ザリガニの飼育をする場合、エーハイム2213は価格が高すぎて、水量の調整が難しい事もありますから、よく使われるのが投げ込み式の水作エイト、ロカボーイ、ニューフラワーDX等のろ過フィルターであり、これらの場合、水量は少なくても無問題です。
更に、水槽の水が蒸発してしまい、水量が減ってしまってもエーハイム2213のように、モーターが焼き付いてしまう心配もなく、単に水槽の飼育水が循環しなくなるだけですみますから、長期間の留守をする場合でも、安心できるのが投げ込み式なのです。
投げ込み式のろ過フィルターの中でも、かなり変わっている、ゼビウスってゲームに出てくる、アンドアジェネシスにそっくりな水作のニューフラワーDXってのがあるんですが、ザリガニとかカメの飼育をする際には使えますので結構お勧めできます。
ただし、ニューフラワーDXは水量が少なくても機能する形状になっていて、濾過容量もそれなりにあるのですが、横幅がありますから、60cm水槽でも相当なスペースを専有すること、30cm水槽なら、もう、それ自体がメインになるので要注意ですね。