水槽の水質悪化を防ぐ方法は?タニシが大活躍

水槽を管理していると、突然エビが死んでしまったり、水草が一斉に枯れてしまう事があるのですが、それらの原因の殆どが、水槽の飼育水の劣化によるものなのですが、見た目では判断が難しい問題になるので、慣れていない人は水槽が崩壊したりします。

水槽が崩壊してしまう=ろ過フィルターが正しく稼働していない状態なので、見た目は綺麗に見える水でも、実際にはアンモニアや有害物質が水槽内に大量に発生している状態で、もはや水草だけでなく、魚やエビ等はいつ全滅してもおかしくない状態です。

なので、出来る限り水槽が劣化するのを防ぐために、ろ過フィルターを強化したり、定期的な水換えをして、可能な限り飼育水が劣化する前に、対策をして管理するのが最良になるんですが、水質悪化はいつの間にか始まっているので見分けるのが難しいです。

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水槽の水質悪化を防ぐ方法は?タニシが大活躍。

 

水槽の飼育水をチェックするには、専用の試薬等があるので、それを使えばかなりの精度で水槽の水質を確認することが出来るんですが、そもそもある程度の知識がないと、いくら試薬を使っても、今の水槽の飼育水がどの様な状態であるかが分からないです。

そこで、古典的な飼育水の状態を簡単に確認する方法として、タニシを水槽の中に入れておくという方法があり、この方法で水槽を管理していると、水槽の状態がすぐに分かりますので、試薬なども必要なく誰でも見ればすぐに分かるので大変便利な方法です。

では、タニシを水槽に入れて、どのように水質を確認するのか?と言えば、とても簡単で、単に水槽にタニシを入れて飼育をするだけで、水槽の飼育水の状態が見た目で分かりますから、可能であれば、水槽の中にタニシを入れておくと、何かと便利なのです。

 

 

何故?タニシを入れておくと水槽の管理が楽になるの?

 

日本原産のタニシは、日本の環境に適している貝であり、生命力も強く、繁殖力も強いので、田んぼなどに行けば大発生をしていますが、ジャンボタニシと呼ばれている大きな貝は、実は日本原産のタニシではなく、外来生物に該当する貝なので完全別物です。

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そこで、対象になるタニシは、ヒメタニシ、マルタニシになるんですけど、このタニシという貝は綺麗な水を好みますし生命力も強いのですが、水槽などの閉鎖空間で発生するアンモニアや有害物質等による、水質悪化に大変弱く、あっという間に全滅します。

タニシは水槽の水質が悪化してくると、その場で殻を出して動かなくなったり、ソイルの中に潜ってしまったり、水槽から脱出をしようとする行動を取り、それでも水質が改善されない場合は、あっという間に全滅してしまいますので、水質悪化が分かります。

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タニシが増えすぎる水槽はもの凄く状態が良い証拠。

 

タニシが増えすぎて困っているって人がいますが、そういった水槽は、もの凄く状態がよく水がきれいな水槽なので、水草も元気に育ちますし、メダカやエビも繁殖をしまくりますので、とにかく、生体が増えすぎて困るってある意味微妙な状態になります。

何度タニシを水槽に入れても、直ぐに死んでしまうとか、全滅してしまうって水槽の場合、水質があまり良くないというか、ろ過フィルターの容量が足りていない、ソイル内部が相当汚れていて、有害物質が出まくっている状態になっている可能性があります。

タニシ自体はそれほど高いものではなく、どこでも入手可能ですが、見た目が地味な貝で、結構大きさが大きいので、人によってはどうかな?と感じる人もいるかも知れませんが、水槽の状態が一目で分かりますから、可能なら水槽に入れておくと良いですね。

水槽内でタニシを飼育する際の注意点としては、水質が良くないと直ぐに死んでしまうこともありますが、ある程度の照明が必要になる事、結構な大食感なので水槽内に自然発生するコケだけをエサとして放置していると、直ぐに死んでしまうので要注意です。

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