何回購入してもヒメタニシがすぐに死んでしまう理由とは?

自然界でメダカやミナミヌマエビと生息域がほぼ同じであり、もともと日本で生息している水槽内のコケ取り要員と言えば、ご存知ヒメタニシになる訳ですが、多くの人の水槽を見てもわかる通り、意外にヒメタニシを飼育している人はいません。

同じ貝の仲間でコケ取り要員として大変有名なピンクラムズホーンでしたら、レッドビーシュリンプの飼育水槽では当たり前のように見られますし、メダカやミナミヌマエビの水槽でもヒメタニシよりかは見る機会が多いものです。

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あまり好まれないピンクラムズホーンが飼育されているのはなぜ?

 

メダカやミナミヌマエビのようにナチュラルな色をした生き物を主体に飼育している人は、ピンクラムズホーンのように派手な自然界には存在しない原色系の色をした貝をあまり好まない傾向にあります。

それでもメダカやミナミヌマエビと同じ水槽でピンクラムズホーンを飼育している人が多いことを考えると、謎が多い事情があるのかもしれません。

しかし、その謎と言いますかその理由はいたって簡単であり、多くの人がヒメタニシの長期的な飼育ができない状態であり、原因もよくわからずに毎回死んでしまうヒメタニシではなくて、放置しておいても勝手に増えているピンクラムズホーンを選ぶしかない訳です。

本来の目的として、コケ取り要員として水槽に投入した貝が次から次から死んでしまったら、それでは意味がありませんし、何度もそのような状態になるのであれば、人間誰しも安定する貝の飼育をしたがるものなのです。

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ヒメタニシの安定飼育は初心者の方には想像以上に難しいのです。

 

実際にヒメタニシを飼育してみればわかりますが、ヒメタニシの飼育というのは想像以上に難しいものがあり、アクアリウムにまだ慣れていない人であれば、大抵の場合において必ずと言っていいほど長期的な飼育ができていません。

貝の場合はエビやメダカなと異なり、個体が弱っているのか元気なのかが外部から見てとても解りにくいといったこともありますから、気がついたらいつの間にか貝殻だけになっているヒメタニシを見て初めて死んでいることに気がつく訳です。

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安定した水槽なのにヒメタニシは何故すぐに死んでしまうのか?

 

メダカやミナミヌマエビは安定して飼育できている水槽環境であり、水草も問題なく育っている訳ですから、水質に重大な問題がある訳もなく安心していてヒメタニシを水槽に入れるといつの間にか死んでしまっている・・・。

このような状態になってしまって困ってしまっている人は想像以上に多いと思いますけど、ヒメタニシというのは想像以上に餌を食べる貝になりますから、水槽内にヒメタニシが好んで食べる餌がない場合は長期的な飼育を行うことはできません。

ヒメタニシの為に餌を毎日与えていると思っていても、その餌をヒメタニシがきちんと食べておらず、実際には他のミナミヌマエビなどが食べていることもよくありますから、ヒメタニシを水槽で長期的に飼育する場合、安定して餌を食べさせることが大変重要になります。

これが結構難しくて、何度やってもうまくいかない人が多い訳ですが、なんとかしてヒメタニシに餌を安定して食べさせる方法はないのか?といった場合、一般的にはプレコタブレットなどの動物性の人工餌を根気よく与えることになります。

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意外に餌をやり忘れていることが多いのがヒメタニシ。

 

ただ、毎回手動でそれをやっていると、段々と面倒になってしまって餌をやるのを忘れてしまい、気がついたらいつの間にやらヒメタニシが死んでいたということになりかねませんし、このような状況になる人も案外多いのが現実なのです。

ミナミヌマエビでしたら餌が全くなくても水槽内の微生物やコケなどを食べてなんとか生きていくことができますし、メダカであってもある程度は餌がない状態に耐えることができるのですが、ヒメタニシの場合は若干事情が異なります。

その為にも、毎日定期的に自動で餌を与えておく環境を事前に構築しておくことが望ましいですから、水が安定しているのであれば、エーハイムのオートフィーダーを事前に設置しておくのが望ましいと言えます。

この自動で餌を水槽に投入する方法を構築しておけば、安定している環境であれば1年、2年くらいは普通にヒメタニシは大きく成長していき、水槽の中で産卵活動まで行うようになります。

注意点としては若干照明を強くしておくことですし、タイマーを使って規則正しい照明の点灯消灯をすることになりますので、この基本的な飼育方法を覚えておくと、ピンクラムズホーンに頼らず、ヒメタニシのみで自然な日本環境の水槽管理を行うことが可能です。

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