日本の淡水エビの中でも食用として有名なのがテナガエビですが、そもそもテナガエビは食べれるのか?、味はどうなのか?、テナガエビを食べたことがない人は気になるところですけど、テナガエビは淡水エビでも、大変美味しく酒のつまみとして有名です。
テナガエビはスーパーなどでは余り見かけることがありませんが、そのあたりはマハゼと同じで、商業ベースとして流通させる食品ではなく、自分で捕獲して食べるタイプの食品に該当しますので、川で捕まえるか、日本料理店等に行けば普通に食べれます。
テナガエビの調理法ですが、基本的に唐揚げにして食べるのが殆どで、車海老のように刺し身で食べるとか、寿司ネタになることはありませんし、淡水エビですから、生で食べるのはかなり良くないこともあり、先ず、唐揚げにして食べる一択になりますね。
テナガエビは食べれるの?調理方法はどうすれば?
テナガエビの調理法については、もう、唐揚げ一択しかないと思っても問題ないので、小麦粉やから揚げ粉をつけて、適温の油で揚げればよいだけなのですが、唐揚げとは異なり、結構大きなエビなので、それなりの揚げ物用の鍋が必要になるので要注意です。
家庭用の揚げ物用の鍋は、串カツ等を挙げることを前提として、小さなものもありますが、それだとテナガエビの全体が入らなくて、いまいち、いい感じに調理できないこともありますので、なければ大きめの揚げ物用の鍋を購入しておくとスムーズですね。
後は、テナガエビが生息している川のポイントに行けば、誰でも簡単に釣り上げる事ができますので、適当に釣ったテナガエビをバケツなどに入れて、生きたまま持ち帰ることになるのですが、この生きたまま持ち帰るってのが美味しく食べるコツになります。
何故?テナガエビは生きたまま持ち帰る方が良いのか?
これ、何故?生きたままテナガエビを持ち帰ったほうが良いのか?、疑問に思う人もいるかも知れませんが、別にテナガエビに限った話ではなく、食用として捕獲したエビの場合、生きたまま持ち帰ったほうが、美味しく食べれるのは常識的な話になります。
エビには胃がなく、常に何かを食べている訳ですが、食べた物がそのままエビの体の中央にある腸を通って排出されることになり、この腸の中に食べたものが溜まっていると、食べた際に苦味になったり、ゴリッとした不快感のある味がしたりするのです。
そこで、テナガエビを釣った後は、生きたまま持ち帰り、水道水にハイポなどを入れて、きれいな水に一晩つけておくと、食べていた物を全て排出して、腸の中が綺麗になりますから、そのまま唐揚げにしてガリガリ食べても変な味がしなくなる訳です。
レモン汁をかけてビールのツマミにすると最高に美味い。
テナガエビを調理する場合、東京付近でしたらその辺の川に行けば、ポイントさえ間違えなければ簡単に釣り上げることが出来ますし、仕掛けもとてもシンプルなもので良いので、テナガエビを食べたいと思ったら事前に調べて近くの釣り場に行くだけでOK。
ただ、地方によってはテナガエビが川にいないって地域もありますので、その場合は冷凍テナガエビを購入するなどになりますが、テナガエビを唐揚げにして、レモン汁をかけてビールのつまみにすると、かなり美味で食べごたえがあるので、癖になる味です。
一度、テナガエビを適当に釣って、自宅に持ち帰って一晩泥抜きをして、から揚げ粉をつけて唐揚げにして食べるとよく分かりますけど、結構癖になる味ですし、他の唐揚げとはちょっと違うマニアック感もありますので、テナガエビ釣りにハマったりします。
東京付近でしたら、奥多摩をさらに奥に車で移動すると、小菅村って村があり、そこに小菅の湯って温泉があるんですけど、小菅の湯に行けば、テナガエビが普通に調理して出されるので、いつも注文していたんですが、運転するので酒が飲めないのが欠点。