屋外の水槽は基本的に放置しておいてよいのですが、ここ最近忙しくて完全に放置していたところ、ホテイアオイはアブラムシにやられて全滅しそうになっていますし、他にも水槽がドブ化しているようで、水が真っ黒になって、すごい悪臭がしていました。
基本、屋外の水槽は太陽の強力な光によって、自然のろ過システムが完成していますので、メダカなどでも放置でよいのですが、大磯を敷き詰めた水槽の場合、定期的に水作のプロホースでメンテをしないと、ゴミやガスが底にたまり急激に水質が悪化します。
なので、今回のメダカの飼育水槽が全滅した件は、定期的な大磯のメンテをしていなかったので、完全に管理不足ですから仕方がないのですが、水槽のドブ化については、大磯を使っている長期間メンテしていない水槽だけがこうなるので、注意が必要ですね。
屋外水槽がドブ化?メダカは全滅でもエビは元気?
つい前月までは、少しずつ水槽が汚れていたのでしょうけど、それでも大きなヒメダカや白メダカが元気に水槽内を泳いでいたので特にきにしていなかったんですが、それがあっという間に、水槽のドブ化が進み、気がついたら元気なメダカは全滅という状態。
これも、屋外の大磯水槽の特徴なんですが、大磯を水槽に入れると、兎に角水が綺麗になって水質が安定するので、其の状態ならメダカもエビも元気に育つんですけど、次第に大磯の中にゴミや汚れが溜まっていき、その中で有害なガスが発生していきます。
大磯の容量にもよりますが、ある程度は有害なガスも防ぐことが出来るんですけど、限界を超えてしまった際に、一気に大磯の中から汚れや有害物質が水槽内に広がって行くようで、それで短期間で水槽のドブ化が進み、元気なメダカも全滅してしまうのです。
プロホースでドブ化した水槽の汚れを掃除してみた。
大磯水槽がドブ化してしまって、メダカが全滅してしまった訳ですが、いつものごとくミナミヌマエビだけは元気に残っていたので、少しずつ劣化していく水質には相変わらず強いミナミヌマエビなんですけど、ミナミヌマエビはドブの中でも普通に生きます。
当然、ドブ化はしないほうが良いですし、悪臭も凄いので、このままではいけませんから、ドブ化した水槽の掃除をプロホースで行うんですが、吸い出した水は真っ黒になっていて、よくこんな状態の水槽でミナミヌマエビは無事に生きていると感心しますね。
プロホースで吸い上げる水は真っ黒で悪臭がしていますし、大磯を敷いた水槽は安定して水がとても綺麗になるのは確かなんですけど、定期的なメンテナンスを怠ってしまった場合、最悪は飼育している魚や貝は全滅する訳ですから、手を抜いたら駄目ですね。
屋外のメダカの水槽で大磯を使ったら駄目なの?
大磯以外の赤玉土とか、ベアタンクで飼育している環境であれば、今回も全く問題がなかったんですけど、大磯の水槽だけが全てドブ化している、ドブ化する寸前になっていたので、大磯を使う場合は、水作のプロホースを浸かったメンテナンスが必須ですね。
屋外の水槽で大磯を使うと、水槽がドブ化するので駄目なの?、って疑問は全く問題がなく、大磯の水槽がドブ化するのは、長期間メンテナンスをしなかった場合ですから、定期的に大磯の中のゴミや汚れ、ガス等を除去しておけば、水槽はとても安定します。
ただし、大磯を使った場合、水草は元気に育ってくれませんので、水草がメインであればまだ、何も敷かないベアタンクの方がマシって状態になることも多く、最強の荒木田土を使った場合、メンテナンスが更に大変なので、ソイルや赤玉土の使用がお勧め。