放置飼育であっても、誰でも簡単に飼育も繁殖も可能になるのが屋外飼育であり、発泡スチロール水槽を用意して、屋外に設置してしまえば、あとは殆ど放置であっても、そこでメダカやミナミヌマエビを飼育繁殖する事が可能になります。
室内環境の水槽にて、何回飼育してもメダカが死んでしまう、ミナミヌマエビが全滅してしまう場合は、屋外飼育に切り替えて、飼育者が何もしない状態で飼育すればあっさりと飼育どころか繁殖まで可能になるのは有名な話ですね。
室内水槽でうまく飼育ができない人は屋外に水槽を設置してみます。
ですから、飼育がうまくいかない人の場合は、屋外に飼育環境を作れば良い訳なのですが、その際に室内での飼育を完全にやめてしまって、全てを屋外に移す人もいるかと思います。
濾過フィルターなどは屋外では使えませんが、水槽や砂利などは、そのまま屋外でも利用できますので、それらを再利用するのは大変経済的ですし、余計なゴミも発生したいので便利なのですが、これをやると突然トラブルが発生する事もあります。
屋外水槽では濾過フィルターは不要になります。
メダカやミナミヌマエビなどの飼育であれば、室内から屋外に水槽を移動した時点で濾過フィルターは不要になりますので、水槽さえあればあとはどうにでもなります。
本当に屋外だと濾過フィルターがなくても大丈夫なの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、太陽の光りが強烈に照射される屋外の場合は、勝手に水が濾過される自然環境が構築されますので、濾過フィルターは不要なのです。
ただし、金魚であったりある程度大型の魚の場合は、屋外水槽であっても水槽の大きさや環境によっては濾過フィルターがあったほうが良いケースもあります。
メダカやミナミヌマエビの場合で濾過フィルターが必要になることは殆どありません。
大量のメダカの稚魚が誕生して水槽のキャパ容量を大きく超えてしまった場合などは、屋外水槽であっても濾過フィルターを設置したほうが良い場合もあるのですが、その場合は単純に水槽を増やしたほうが効率が大変良いので、2213のような濾過フィルターを追加する必要はありません。
屋外水槽のメダカやエビが突然死んでしまう原因は?
太陽の光という最強のツールにより、初心者であっても安定して飼育や繁殖を行えるのが屋外水槽になるのですけど、その環境で安定して飼育をしていたと思ったら、突然水槽の中のメダカやミナミヌマエビが死んでしまう状況になる事があります。
屋外なので放置していたから餌が足りなかった?、それとも何かしらの伝染病?、やっぱり濾過フィルターが必要なの?、と色々とその原因がわからず困ってしまう事もあるのですけど、この場合、水槽の底に大磯が敷かれてあるかを確認することになります。
それまで安定して屋外にて放置飼育していた環境で、突然メダカやエビが大量に死に始めるケースというのは、大抵室内で飼育していた際の大磯が水槽に敷かれている事が多くて、そこに大量のゴミや汚れが蓄積されて水が汚れてしまっている事があります。
荒木田土や赤玉土の場合は、同じような汚れやゴミが発生しても微生物などが分解してくれるのか、殆ど問題になることはないのですが、大磯の場合は、水槽そこに大量のゴミや汚れが蓄積されてしまい、いつの間にやら水槽の水が汚れてしまうことになります。
屋外でも大磯を敷いている場合はプロホースで掃除がおすすめ。
屋外だから放置で良い・・・はずなのですが、室内に設置していた水槽を屋外に移動させた場合、案外そのまま大磯も使っている事が多くて、この大磯の隙間に汚れやガスなどが溜まってしまってメダカやミナミヌマエビがどんどん死んでしまう・・・。
これを防ぐためには、定期的に大磯の中のゴミや汚れを掃除しないといけませんので、その際に役に立つのがおなじみ水作のプロホースになります。
まあ、室内水槽を設置している方であれば、大抵は水作のプロホースをお持ちでしょうから、特に問題はないのですが、大磯の場合は屋外であっても月に1度位は掃除をしておいたほうが安心感がありますので、一応覚えておくと便利です。