ジャンボタニシの駆除方法はタケノコを使う?

先日、ネットのニュースで、外来種であるジャンボタニシ(正式名称はスクミリンゴガイ)を簡単に苦情できる画期的な方法が見つかったとの報道があり、気になって見てみると、なんと、タケノコの水煮を使えば、ジャンボタニシを纏めて駆除出来るらしい。

方法は、ペットボトルにタケノコの水煮を入れて、田んぼなどに沈めておくと、ジャンボタニシが大量にそこに集まる習性があるしく、そこで纏めて50匹単位でジャンボタニシを駆除できるので、これまでのように農薬を使ったり、人力の苦労が激減です。

ジャンボタニシは繁殖力が強く、日本には事実上、天敵が殆どいませんし、紫色の気持ち悪い卵には猛毒が含まれているらしく、特に田んぼの稲を積極的に食べるので大繁殖をして、農家の人が大変困っていて、特定外来生物に指定されている最悪の貝です。

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ジャンボタニシの駆除方法はタケノコを使う?

 

これまで、ジャンボタニシの駆除は、膨大な人力作業で地道に行うとか、高価な薬品を使って駆除をせねばならず、農家の方は本当に困っていたのが現状で、天敵でもいればよいのですが、カルガモを意図的に田んぼで囲わない限り、天敵は殆どいません。

スッポンもジャンボタニシを食べまくるらしいのですが、田んぼではカルガモを使ってジャンボタニシ対策をすることも多く、カルガモは他にも稲を食べる害虫などを駆除してくれるので、田んぼでよくカルガモを見かけることがありますが、そういった理由。

今回、惜しみもなく日本中どこでも手に入るタケノコの水煮をペットボトルに入れて、田んぼに沈めておくだけで、大量のジャンボタニシがそこに集まるという裏技が公開され、かなり有効であることが広まっているので、今後のジャンボタニシ対策に期待。

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実際にジャンボタニシの被害に遭遇する人は農家だけ?

 

ジャンボタニシは本来は日本に生息していない外国の淡水貝であり、確か、かなり前に食用として日本に持ち込まれたと記憶していますが、それの管理が放棄されたのか、意図的に放流をしたのか?、日本全国で一斉に生息域を広めている最悪の外来種です。

しかし、ジャンボタニシが増えまくっても、殆どの人が関係ないというか、影響を受けないこともあり、ヒアリが増えまくっているとか、毒を持った外来種の蜘蛛やダニが増えている状況とは異なりますので、大半の人はジャンボタニシ??なにそれ状態です。

基本的にジャンボタニシが増えて困っている人、実際に被害にあっている人は農家の人、特に田んぼを使った稲作農業をしている人が殆どになりますし、その被害額は年々増加傾向にあり、お金の問題で対策も難しいことから、タケノコの水煮には期待。

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タケノコの水煮はどこでも簡単に入手可能で価格も安い。

 

タケノコの水煮ってスーパーに行けばどこでも売っていますし、Amazonでも簡単に入手できる上に、価格が安いこと、更にはペットボトルもどこでも簡単に入手できることから、極めて低コストで対策ができるジャンボタニシの駆除方法として有効的です。

これが、お金がかかるとか、ゴールドとか砂金、宝石にジャンボタニシが集まるとかなら、全く意味がなかったのでしょうけど、どこでも簡単に入手できるタケノコの水煮ってのがポイントなので、今回のニュースを見てこの方法で対策をする人も多そうです。

ジャンボタニシは元々は日本に生息していた貝ではなく、食用として日本に持ち込まれ、その後にいい加減な管理が原因で日本中に生息域を広めていく訳ですが、その際の責任者や過程、使われた税金等を明確にし、国民に認知する必要がある問題だと思います。