普段使用している水槽は基本的な使用方法であれば余程の粗悪品以外は破損しない作りが前提になっていますし、実際に滅多に破損することもないのですけど、何かの拍子に思わずぶつけてしまったりして、水槽が破損してしまう事があるかもしれません。
また、大きな地震が発生した際に、建物の揺れ方や構造によっては、水槽が割れてしまう状況になるかもしれませんし、実際に東日本大震災の際には、地震の揺れがあまりにも激しい為、水槽が破損してしまった人も少なからずいらっしゃったようです。
割れてしまった水槽は補修は考えずに処分するのがお勧めです。
その際に、水槽が破損してしまった場合、その水槽を補修できるのか?と言った話がでた場合は、補修は行わずにそのまま処分をしてしまった方がすべての面でメリットがありますので、怪我をしないように速やかに処分をするのがお勧めです。
当然ですが、水槽の場合、水を入れた状態というのは相当な負荷が水槽に常にかかる状態になっていますので、その中で一箇所でも弱い部分があれば、その後も何度もその弱い部分が破損することになりますから、事実上割れた水槽は補修が出来ません。
捨てるのがもったいないと思っても、割れてしまったりヒビが入った水槽は速やかに撤去を行い、怪我をしないように自治体の指示に従って処分するようにしてください。
水漏れが始まった水槽は補修ができるのか?
水槽はその構造上、一点ものの型から抜き出したような設計には一部の例外的な小型のアクリル水槽やプラケース、金魚鉢等を除き容易には出来ませんので、必ず接着剤を使って複数のガラス板やアクリル板を接着して四角い形状の水槽が作られています。
ですから、ガラス板やアクリル板が破損しなくても、接着剤でくっつけている部分が弱ってくると極まれに水漏れが発生する事があるのですが、その場合は適切な補修をすれば破損とは異なりその後も断続して使うことは可能です。
ただし、水槽の補修をする場合でも、補修をする箇所の接着剤を完全に剥がしてから適切な処理を行わないと、またすぐに水漏れが始まってしまいますので、余程愛着のある水槽以外は水漏れが始まった時点で処分をした方がその後も安心して利用できます。
水漏れした水槽の使用が不安であれば屋外使用すると安心です。
一度でも水漏れをしてしまった水槽の場合、補修を行ってもやはりその後の使用に不安感が出てしまうものなので、専用の水槽用パテや接着剤を使って補修した場合でも室内で使うのはやめておき、屋外などで再利用をすれば無駄なく資源を活用できます。
屋外での使用でしたら、万が一の水漏れが発生した場合でもそれほど重要な問題に発展することはまずありませんので、ゴミとして資源を無駄にするよりも、設置スペースがあるなら色々と傷がついてしまった水槽にも活躍の場も出てくるという訳です。
基本的には、一度でも水漏れをしてしまった水槽、一度でも破損してしまった水槽というのは、新品状態の水槽と比較すれば、当然、経年劣化や破損などで弱っているわけですから、今後の室内使用でのトラブルが発生した場合を考えると屋外使用が安心です。