かつて、レッドビーシュリンプが大人気になった際に合わせてソイルも大々的に売られるようになり、それまでは水槽の砂利と言えば大磯だったんですけど、その後は扱いやすくて、なんだか見た目が格好良いソイルが人気になって、大磯は下火になってます。
元々、大磯自体が自然界で砂利を取りすぎて、大磯と売られていても、実際には海外から輸入した砂利を大磯の名称で売っていることも多く、それと比較してソイルは土を固めて焼いたものですから、環境的に考えても大磯よりもソイルの方が良い気がします。
それはさておき、ソイルには寿命と呼ばれているものが設定されていると広まっていて、半年とか1年単位で水槽内のソイルを全て交換しないといけないって常識が一般的ですが、実際にはソイルは交換しなくても、5年以上使うことが出来るのは確認済み。
ソイルの劣化を見分ける方法はイソギンチャク苔?
ソイルを半年間で交換しないと、熱帯魚やメダカ、レッドビーシュリンプが死んでしまうってことはなく、それは5年以上同じソイルを使っていて確認済みですし、ソイルが粉々になってしまって、その形状を保てないってこともないので、見た目は普通です。
ただし、ソイルを長期間交換無しで使っていると、水槽内に変な、イソギンチャクみたいな黒っぽい苔が大量に発生するようになり、水草や水槽のガラス面等、色々な場所に付着して不快になりますし、水草の成長に影響も出てきますので、交換は必要かな。
この黒っぽいイソギンチャクみたいな苔ですが、ミナミヌマエビ、ヒメタニシ、ピンクラムズホーン、プレコやオトシンネグロ等、色々な苔を食べる生き物がいても、一切見向きをせず、完全にスルーしてしまいますので、管理者が手動で駆除をしていきます。
水草に付着すると除去が出来ないイソギンチャク苔。
この苔の正式名称はよく知らないんですけど、ソイルが劣化して来ると、必ず発生する苔であり、見た目に不快感があること、管理者が除去をしないと駆除ができないこと、そのままにしていると、次から次からこの苔が発生するので、色々と大変なのです。
対処方法としては、ソイルを新品に交換して、大きく水換えをすれば流石にこのへんなイソギンチャクみたいな苔の発生を抑制する事ができますから、ソイルを交換するのが手っ取り早いんですけど、水草にこの変な苔が付着すると、除去が大変難しいです。
その為、水槽を確認して、水草に変な黒っぽいイソギンチャクみたいな苔が沢山ついているなと思ったら、ガラス面もみてみると、大量にそういった苔がついているので、そろそろ、ソイルを交換したほうが良いのかな?となりますから、交換が早いですね。
ソイルは土なので常に水槽の汚れを吸収するらしいです。
ソイルは土を熱で焼き固めて、丸くしたものなので、水槽に入れると常に汚れを少しずつ土が吸収しているらしく、それで水草の発育が良くなるとか、エビの飼育に最適とか言われているんですが、それの寿命が半年から1年前後と呼ばれている感じですね。
なので、その期間中であれば、苔の発生を抑制できるらしいんですが、ソイルの土が水槽内の汚れを吸収してそれ以上の容量が無くなってしまった場合、その後は汚れを発生されるものに変わってしまうとの事で、それで苔が発生しやすくなる仕組みらしい。
この話については、事実なのかセールストークなのか?、真実はよく分かりませんけど、ソイルを水槽に入れて半年から1年間経過すると、変な苔が突然発生するようになりますから、その場合はソイルを一旦新品に入れ替えれば、改善するのも事実です。