ドジョウの養殖は儲かるのか?副業的扱いならOK?

ドジョウの養殖は儲かるのか?、この質問に対しては、本業ではなくあくまで趣味の一環であり、余ったお金で行うのであれば良いかも?って回答になりますので、はっきり言えば、ドジョウの養殖で儲けるってのはかなり難しく、取引先はどうするの?です。

基本的に養殖をしているプロの人も知り合いに何人もいますけど、それらはハマチとかタイ、ヒラメ等、商業ベースで食用として高く取引されている魚ばかりで、特にエサの開発には莫大な費用がかかること、漁業権等の問題もあり簡単な話ではありません。

淡水環境でフグの養殖をしている業者は、企業秘密とのことで未だに詳細や技術を開示してくれませんけど、ドジョウの場合、元々淡水魚で生命力が強く、田んぼがあれば勝手に増えまくる魚ですから、養殖として考えるとウナギよりも圧倒的に容易です。

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ドジョウの養殖は儲かるのか?副業的扱いならOK?

 

市町村でドジョウの養殖が行われている地域もあり、そこへ見学に行くと、ドジョウの養殖って儲かるのかな?と思うかもしれませんが、実際はそんなに甘い話ではなく、仮に大量にドジョウの養殖を成功させても、買い手がいないと商売にはなりません。

既存のドジョウの養殖をしている業者は、既に取引先が確立していて、それを前提にドジョウの養殖をしている訳なんですが、これから新規でドジョウの養殖を行う場合、自分だけで新しい取引先を開拓できるのか?といえば、これが本当に難しい仕事です。

何しろ、ドジョウは日本国内ではマイナーな食材で、購入先がかなり限定されるニッチな市場ですし、そういった業者は既にドジョウの養殖業者と提携をしている訳で、新規参入者がドジョウを養殖しましたので買ってください?、それでは売れないのです。

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余ったお金で副業で気に初めるならアリですね。

 

ドジョウの養殖についても、新規参入者に全くチャンスが無い訳ではなく、他のハマチやタイなどと比較すると、淡水環境で容易に養殖が行えることから、お金が余っていて、そのお金で失敗しても良いから副業的にドジョウの養殖をするなら全然アリです。

その逆に、借金をして本業としてドジョウの養殖をするのであれば、かなりの覚悟が必要になること、養殖業者は単純な養殖だけではなく、仕入れや取引などんの営業能力も要求されること、既存の見えない利権などは日本では必ず絡んでくるなど色々です。

ただし、仮に失敗しても、ハマチやタイ、フグなどの養殖と比較すると損害時の金額がかなり低くなりますし、何かしら画期的な改良をドジョウに加えてブランド化に成功をすれば、もしかしたら引く手あまたで取引先が増えていく可能性もあるのがポイント。

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安くて栄養価が高い魚というだけでは売れない現状。

 

ドジョウは栄養価が大変高く、ヘルシーで価格も安いので、これだけを見ると健康志向が高い日本では爆発的に売れそうな感じですが、実際にはドジョウを購入する一般人は殆どおらず、大半が浅草等のどぜう専門店に行って、どじょう料理を食べています。

ドジョウの味をタイやハマチの養殖のように高度なエサと技術で美味しくしても、ブランド化というのはかなり難しく、どじょう料理をする人がいない事、ウナギとは異なり、マイナー食材なので個人相手への商売に向いていないことなどの特徴があります。

人間の食用以外の用途にしても、タチウオの引掛け釣りの餌とか、熱帯魚やカメなどの餌用として低価格で流通させるとかでは儲からないので、利益になるためには、儲ける仕組みを考える必要があるので、それが思いつかないなら、お勧めは出来ません。

現在、ドジョウの養殖をしている業者に確認をしても、見ず知らずの相手に本音を話してくれることは無いですし、商売に関わる重要な情報の提供もありませんから、儲ける養殖をしたいのであれば、淡水でトラフグの養殖を最初から検討した方が無難ですね。