変な生き物を飼育したいならアルテミアがお勧め

ちょっと変わった変な生き物を飼育したい場合、アンモナイトの小型版のような生きた化石と呼ばれているオウムガイ等は最適な生き物ですが、入手方法や飼育方法自体が容易ではありませんし、お金もかかりすぎるので、普通の人には全くお勧め出来ません。

しかし、現在は低予算でかなり変わった生き物を簡単に飼育できる時代なので、興味がある人でしたら、ぜひアルテミアって生き物の飼育をしてみてほしいのですが、このアルテミアは生きた化石とも呼ばれていて1億年以上前から殆ど変わっていないらしい。

まあ、簡単に言えば、超レア系の政府でも飼育不可な生き物であるシーラカンス、ちょっとだけレア系のお金があれば飼育できるオウムガイを自宅で飼育するのは難しいのですが、アルテミアでしたら、同じ時代の生き物でありながら誰でも飼育ができます。

 

 

変な生き物を飼育したいならアルテミアがお勧め。

 

シーラカンスについては、生息している生きた姿を撮影するだけでも相当困難で、プロの生物学者や科学者が、専門チームを率いて長期調査をして、やっとその姿を撮影できる位の超レア系の魚になるのですが、将来的には水槽で飼育出来るかもしれません。

それは遠い将来の100年後、200年後の話になるかもしれませんが、アルテミアであれば、今すぐにホームセンターに行ってその卵を予算500円位で購入することが出来ますし水槽もダイソーのプラケースで良いですし、24時間で孵化させることが可能です。

アルテミアの見た目ですが、三葉虫とか、今では化石でしか見ることが出来ない1億年位前の生き物を思わせる独特の形状をしていて、わかりやすく言えば、かつて地球を支配していたアノマロカリスという、とても変わった生き物にそっくりなので興味心身。

 

 

一億年前の生きた希少生物?アルテミアの正体とは?

 

では、日本中の何処のホームセンターに行っても大抵は500円前後で売られているという、謎の古代生物、アルテミアについて、ホームセンターに行ってもそのような生き物は売られていないって思う人もいるかも知れませんが、名称が違っているんですよね。

アルテミアの正体とは、実はアクアリウムで繁殖をしている人でしたら絶対に知っているタイプの生き物のことで、アクアリウム業界ではブラインシュリンプと呼ばれている活餌になりますので、早い話がメダカやプレコの稚魚用の餌を飼育するという訳です。

ブラインシュリンプはゾエア系ですから、卵から孵化した際には親とは異なる、動物性プランクトンの形状をしていて、これが熱帯魚飼育では最高の稚魚の餌と言われて、栄養価も高く、簡単かつ大量に孵化させて、高い栄養価を与えれるので大人気の餌です。

 

 

ブラインシュリンプを1ヶ月飼育すると驚異の姿に?

 

ブラインシュリンプの卵はホームセンターで売られていますので、簡単に購入できますが、孵化させるにはソルト(塩)が必要になりますし、エアレーションも必須になりますから、ホームセンターで同時に水作の水心、エアーストーンも買っておきます。

孵化させる方法はとても簡単で汽水域を適当に再現すればよいだけで、ソルトを適当にペットボトルに入れて、水温を25度以上に保ち、24時間エアレーションをして放置しておけば、翌朝には大量のオレンジ色のブラインシュリンプが泳ぎまくっています。

後は、孵化したブラインシュリンプを適当に水槽に入れて放置しておけば、勝手に本来のアルテミアの形状に何度か変態をして成長していくんですが、最終的には6cm位の不気味な生き物になり、それが集団で泳いでいるのを見ると、なにこれ?ってなります。

とても簡単で低予算で飼育ができるアルテミアですが、放置しておけば共食いみたいなのをしたり、産卵をしたりして、更に水槽内で増えていきますけど、その動き方や繁殖方法などが、今どきの生物と比較して明らかに違うので古代生物だと認識ができます。

Updated: 2019年6月18日 — 11:46 AM