タガメの飼育は小さなお子さんがいれば絶対にお勧め

ここ最近、本当に自然界で見ることが少なくなっている昆虫の代表がオオクワガタやタガメになると思うんですけど、オオクワガタは大変な商業的価値が高いことからビジネスレベルで飼育やブリードをしている人も多く、実は購入は容易になっています。

自然界では絶滅寸前と言われているオオクワガタでもかなり高額な金額になってしまうとは言え、インターネットを使えばお金さえあれば誰でも購入できる不思議な状況になっているのは商業的価値が高いのでブリードをしている人が多いのも一つの理由です。

しかし、タガメの場合はオオクワガタよりも深刻な絶滅寸前の状態になっているにも関わらず、それ程商業的な価値が高くありませんし、タガメは料理の食材としても利用されることがありますので、仮にブリードをしても商業的な価値が殆ど発生しません。

そんな状態ですから、タガメの個体数は減る一方なのですが、稀にホームセンターでタガメが売られている事がありますので、その場合は、出来れば見つけ次第この珍しいタガメを購入しておき、小さなお子さんの研究教材として利用してみるのがお勧めです。

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珍しい水生昆虫を飼育して観察するのは勉強になるのです。

 

タガメは本来は日本の環境で沢山生息していた大型の水棲昆虫なんですけど、現在はその姿を見ることは殆どなくなってきており、自然界でタガメを見たことがある人、捕獲したことがある人は日本人では殆どいないのではないかと思えるくらいの状況です。

そんな珍しいタガメなんですけど、先日も書いたとおりホームセンターのアクアリウムコーナーに行けば1000円から3000円位で普通に売られていることがあり、大抵はプラケースに入れられてマツモなどと一緒に浮かんでいる姿を見ることがあります。

普通に捕獲しようとしても捕まえることが大変難しい珍しいタガメが、その辺のホームセンターのアクアリウムコーナーで売られているのが何とも不思議な光景になるのですけど、小さなお子さんがいればぜひともタガメを購入しておいて損はありません。

夏休みの自由研究でも利用できますし、なにより相当珍しいタガメの飼育や自由研究をしていると、お子さんの視野も広くなりますし、他の人がやっていないことをやっておけば将来役に立つことも多いので、多少の出費くらいは大した問題にもなりません。

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タガメの飼育方法は意外に難しくてエサ代の予算も必要になります。

 

タガメの飼育をする場合、昆虫だから対して難しくないだろうと思うかもしれませんし、ホームセンターでプラケースに入っているなら同じ環境で飼育できると思うかもしれませんが、タガメの飼育は意外に難しくて、強力なろ過フィルターが必要です。

ホームセンターでは毎日水換えをしていてペット販売のプロが管理していますのでプラケースにてタガメの展示が出来るのですが、普通の人が飼育をする場合は30㎝水槽から60㎝水槽位の水槽が必要になり、ろ過フィルターも2213クラスが好ましいです。

タガメはメダカや金魚を餌として食べますので、それの購入代金もかかりますし基本は生きた魚しか食べませんので人工餌を食べさすことも出来ませんし、生きた餌は水を極端に汚す傾向がありますので、より強力なろ過フィルターがあったほうが良いのです。

若干、エサ代や設備代に予算が必要なタガメですが、あの独特の巨大なカマのような腕でメダカや金魚を捕まえて昆虫が魚を捕食すると言ったちょっと変わった生態を観察していくと、小さなお子さんには色々な社会勉強になるかと思いますのでお薦めですね。

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Updated: 2022年8月8日 — 4:57 PM