繁殖させて利益が出る魚はインペリアルゼブラプレコ?

熱帯魚の飼育を趣味で始めても、ある程度なれてきて飼育をしていると何かと必要になるのがお金になり、これはアクアリウムに限らず、ペットの飼育をしていると必ず必要になるものなのですが、アクアリウムの場合はどんどん規模が拡張していきます。

その理由としては、なれてくると容易に個体数を増やすことが出来ることや、水槽という限られたスペースの中で飼育をする生き物になりますので、気がついたらいつの間にか部屋中が水槽だらけになっていたって人も少なくなく、実は結構深刻な問題です。

また、水槽が増えていくほど管理費や光熱費も係るんですが、冬場は水槽用のヒーターが必要になり、夏場は水槽用のヒーターが必要になることもありますので、必要なお金がうなぎのぼり状態になり、なんとかならないかな?って思う人も少なくありません。

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繁殖させて利益が出る魚はインペリアルゼブラプレコ?

 

更にはアクアリウム特有の状況としては、自然界での厳しい生存をかけて、魚は大量の卵を産卵することから、それらを全て増やすように上手く飼育管理をしていれば大量に増やすことが可能であり、これは他の生き物では見当たらない特有の特徴です。

有名なのがマンボウって巨大な魚は、3億個の卵を産卵するらしいのですが、その卵の中から成長をするのは1匹くらいのマンボウしかおらず、他の3億個近い卵は天敵に食べられてしまって餌になってしまいますので、魚はより多くの卵を産卵していきます。

その卵を管理者が管理をすると、天敵に襲われない状態で孵化させることが可能になり、大量の稚魚を増やす事ができますので、これで育てた稚魚を販売して利益にならないか?と思った場合、安定して取引されているのがインペリアルゼブラプレコです。

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インペリアルゼブラプレコは相性問題があり繁殖難易度は高い。

 

メダカやミナミヌマエビの場合、ろ過フィルターについての基礎知識があれば、誰でも簡単に繁殖をさせることが可能ですが、Amazonのシングー川に生息をしている熱帯魚である、インペリアルゼブラプレコの場合は飼育何度が高く、簡単には増やせません。

また、インペリアルゼブラプレコはプレコの仲間なので相性問題が強く存在していて、単にオスとメスを同じ水槽でつがいで飼育していれば勝手に繁殖して産卵をするってことはありませんので、これが初めて飼育した人に対する難易度の高さになってます。

特に60㎝水槽でインペリアルゼブラプレコのペアを使って繁殖をさせるのはかなり難しく、普通は90㎝以上の水槽を使って10匹位のインペリアルゼブラプレコを投入してその中で相性が一致してカップリングが成功した個体を使って繁殖を行います。

 

 

大量の土管を水槽に入れて縄張りと隠れ家を用意するのがポイント。

 

かつて、一匹200万円で取引されていると噂されていたインペリアルゼブラプレコですが、商業的な需要があることが分かり、現地で乱獲が行われてしまったことにより、個体数が激減してしまったことから、政府が規制をかけて輸出制限になりました。

そのため、日本国内で出回っているインペリアルゼブラプレコというのは、ブリードされている個体が殆どになりますし、相当な人気があるわけでもありませんが、一定数の需要があること、ワイルド個体の輸入が絶望的なことから、安定して売れています。

インペリアルゼブラプレコの繁殖は若干難易度が高いのですが、ポイントとしては、90㎝以上の水槽に土管を大量に沈めて、縄張り争いをさせないこと、10匹位の個体を水槽に入れて相性が良い個体に産卵活動をさせることができれば、次にいけます。

プレコ系の魚は、兎に角、相性問題が強く発生することが多いですし、同種間の強烈な縄張り争いが発生してしまい、それは相手のプレコが死ぬまで攻撃を続けることもよくありますので、なるべく大きな水槽で土管を大量に沈めて、様子を見てみましょう。

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