室内でミナミヌマエビを増やしたい場合、以前150㎝水槽でミナミヌマエビを凄まじい勢いで増やしていた人の環境を見たことがありましたけど、流石に150㎝水槽になると普通の人には用意できませんし、理由がない限りミナミヌマエビ専用には使いません。
ちなみに150㎝水槽でミナミヌマエビの単独飼育をする場合、オーバーフロー水槽でガンガン水をろ過していましたし、大量のウィローモスや水草なども水槽に入れて隠れ家なども用意していましたが、基本はベアタンク飼育になり、実は餌用の繁殖でした。
屋外でも放置しておけばミナミヌマエビは大量に増えますが、年中大量の餌になるミナミヌマエビが必要な環境の場合、室内での水槽でしたら年中無休で増やすことが出来ますので、大量の生きたエビが餌として必要な人は本格的な環境で繁殖させています。
60㎝水槽でミナミヌマエビを爆発的に増やす方法。
150㎝クラスの水槽があれば、それを使ってミナミヌマエビを大量に増やすことも可能ですが、普通はそんな環境をミナミヌマエビ専用に用意することは出来ませんので、一般家庭で最も普及している60㎝規格水槽であれば、気軽に用意できるので安心です。
60㎝水槽でミナミヌマエビを爆発的に増やしたい場合、単独飼育が基本になり、適当にソイルを敷いて、エビの飼育に適したエーハイム2213等の外部式ろ過フィルターを取り付けて、水槽用ヒーターで水温を25度以上に設定すれば、ガンガン増えます。
ミナミヌマエビを増やす要因としては、餌を大量に与えるのと、できるだけ水温を高くする必要があり、更には増えていくミナミヌマエビを管理するために、強力なろ過フィルターが必要になりますので、エーハイム2213を3台設置すれば60㎝水槽なら大丈夫。
60㎝水槽でも水質が安定すればミナミヌマエビは増える。
基本、ミナミヌマエビは屋外にジャンボタライを設置することが可能であれば、その中にマツモやカモンバ等を適当にいれておき、水を満タンにしておけば、春から秋にかけての季節でしたら、殆ど放置で勝手に増えていくので、この方法なら誰でも簡単です。
しかし、室内での環境でミナミヌマエビを爆発的に増やすとなると、ろ過フィルターが大変重要になりますので、ここをコストカットしてしまうと、ある程度増えた時点で、それ以上にミナミヌマエビが増えなくなって死んでしまいますので、一番重要です。
ろ過フィルターの中で、一番お勧めなのは、エビの飼育に適した外部式ろ過フィルターになりますが、やはり、最も有名で安定しているエーハイム2213を数台取り付けて可動させるのが能力も高く、サブフィルターも追加できるので容量を容易に増やせます。
最初の1ヶ月でミナミヌマエビが死ななければ大丈夫です。
初心者の人であれば、多くの人がミナミヌマエビを購入から一週間以内に全滅させてしまったり、1ヶ月をかけてゆっくりと原因不明で全滅をさせてしまうケースが多く、これの殆どの原因は導入時の水合わせに失敗してショック死してしまっている状態です。
これの対策方法としてはスドーのサテライトを使えば誰でも簡単に水合わせが完了しますので、サテライトのエアレーションのパワーを弱くして、飼育水ごと放り込んだサテライトを一日かけて可動させれば問題なく水合わせが完了しますのでサテライトです。
その後、新規導入に成功して、ミナミヌマエビが一ヶ月間死ななかった場合、後は勝手に増えていきますので、3ヶ月位は様子見って感じになりますし、エビは卵をお腹に抱えてから孵化までに1ヶ月位かかりますので、気長に待ちながら増やしていきます。
ミナミヌマエビも3ヶ月間位安定して飼育していると、お腹に卵を抱えた個体も増えていき、それらの稚エビが1ヶ月で成長をして更に産卵をしていきますので、ここから爆発的に増えていき、その後は増えすぎて困る状態になりますので、3ヶ月間待ちます。