水槽のろ過フィルターのウールは再利用できるのか?

水槽を室内に設置すると、垂れ流しシステムを採用している水族館のような管理方法で維持している水槽以外、外部式、オーバーフロー等に関わらず、必ずろ過フィルターを設置しないといけなくなりますので、水槽を見ればろ過フィルターが確認出来ます。

このろ過フィルターには大量のろ材が内部に入っていて、そのろ過フィルター内部を一定の水量で飼育水を循環させることにより、ろ材にバクテリアを定着させて水槽の飼育水を綺麗にする訳ですが、そのままだと大量の汚れが付着して目詰まりが発生します。

そこで、ろ過フィルターには必ずウールと呼ばれている白っぽい硬めの綿のようなものでろ過フィルター内部でゴミや汚れを濾し取るようにしていて綺麗にした水を水槽に戻す際にゴミや汚れを同時に戻さないようにしているのですが、ウールも結構高いです。

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水槽のろ過フィルターのウールは再利用できるのか?

 

最近では日本政府が積極的に行っている増税の影響が強いと思うんですけど、ろ過フィルター用のウールの価格がどんどん上昇していて、運用コストが増大しているので、毎回ウールを使い捨てで捨てるのは勿体無い?って思う人も、結構いるかと思います。

結論から言えば、ろ過フィルター用のウールはメンテナンスの際に、綺麗にゴシゴシと水道水で洗って汚れを落とせば、新品のときよりヘタってペラペラになりますけど、再利用することが可能ですので、1回だけで使い捨てをするよりもコストがお得ですね。

ただし、再利用するにしても限度があるので無限に使える訳では無いこと、どれだけ水で綺麗に洗浄をしても細かい汚れを取ることは出来ず、新品のときよりもウールの性能は落ちてしまっているので、それが気になるのであれば常に新品交換がお勧めです。

 

 

ろ過フィルター用のウールは1ヶ月で真っ黒になります。

 

水槽用のろ過フィルターに使うウールですが、環境によっても異なりますし、ストレーナーにテトラのスポンジフィルターをつけているなどでも異なりますが、大凡で1ヶ月前後でまっくろくろすけ状態になってしまいますので、交換か洗浄が必要になります。

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そのまま放置していると、汚れやゴミがろ過フィルター内に大量に発生してしまい、目詰まりで水流が弱くなったりろ過フィルターの機能が大幅に低下してしまいますので、そのまま放置してしまうと飼育水が悪化をしてしまい、最悪では水槽が崩壊します。

テトラのスポンジフィルターをストレーナーに取り付けておけば、週に1回前後のペースでスポンジを綺麗に洗浄しておくと、大幅にろ過フィルター内部の汚れを防ぐことができるのですが、テトラのブリラントフィルターはデカすぎて景観がイマイチです。

 

 

常に新品のウールに交換すればろ過フィルターは最適の状態です。

 

ろ過フィルターのウールは別に何度も半永久的に使うことも可能ですが、次第にぺったんこになり茶色くなって洗浄しても汚れが取れなくなり、そのまま使っているとウールとしての機能を果たさなくなってしまいますので1回は洗浄で再利用ってのがベスト。

一番良いのは、メンテナンスの際に毎回ろ過フィルターを綺麗に洗浄することであり、この方法でろ過フィルターを管理すると、確実に水槽の状態が良くなりますが、コストが掛かってしまいますから、コストと性能のどちらを取るか?それで判断します。

レッドビーシュリンプ等の高価な淡水エビの飼育をしている人は、エーハイムの外部式フィルターを使っている人が多いのですが、高価なエビの飼育なのでしょうけど、毎回ウールを新品に交換する人が多く、メダカの飼育をしている人は再利用が多いですね。

ウールも以前はかなり安かったんですけど、消費税の増税のタイミングで8%になったときに大幅に値上がりしてしまし、今年には10%にするって話ですから、それに合わせてサイズが小さくなったり、値上がりしていくのでいい加減にしてほしいですね。



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