夏場に体長3cm以上のメダカが大量に死んでいく原因

最近、猛暑が原因で気温が40度を超えるなど、物凄く気温が高くなっていますので、それでバテてしまっている人もいらっしゃるかとは思いますが、この突然気温が35度、40度を超える状況になるとメダカを飼育している水槽である現象が見られます。

そのある現象とは、体長が3cmから5cm位に成長をしたメダカがバタバタと死んでしまうという状況であり、屋外の水槽よりも室内の水槽で見られることが出来る事が多いのですが、いきなりメダカがバタバタと死んでしまうので本当に焦ってしまいます。

つい先週までは、元気に泳いでいたメダカたちが、何故か急にまとまって死んでいくわけですから、変な病気になっているのではないか?、水槽が汚染されているのではないか?、と心配になってしまう訳なのですが、これは一体何が原因になるのでしょうか?

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夏場に体長3cm以上のメダカが大量に死んでいく原因。

 

突然暑くなる7月位の夏場になると、いきなり飼育しているメダカが大量死していく原因ですが、これは急に暑くなって水温が一気に上昇してしまった事が原因であり、その水温上昇によって高齢になっている体力が落ちているメダカから倒れていく状態です。

よく死んでいるメダカを見れば分かるんですけど、小型の最近生まれたようなメダカは元気に水槽で泳いでいるのに、何故か大きく成長をしている3cmから5cm位のメダカばかりが死んでいくのが確認できると思うんですが、これらは高齢のメダカばかりです。

本来であればもっと寿命まで生きることが出来たメダカたちであっても、急激に水温が上昇して33度を超える水温になると、体力が落ちている高齢のメダカは耐えられなくなって順番に死んでしまいますので寿命よりも若干早く死んでしまっている状態です。

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屋外よりも室内の水槽のメダカのほうが死にやすいです。

 

ガンガンに太陽の光が照射されている夏場の屋外の水槽はかなり暑そうですし、実際に相当に水温が高くなりますので、水量が少ないとミナミヌマエビなどは真っ赤に茹で上がってしまう状態になるんですけど、水量が適正であればそう簡単には死にません。

それよりも室内に設置している常温の水槽のほうがメダカたちが死んでしまうことが多く、それは暑い夏場の室内は気温が上昇しやすいサウナ状態になっているからであり、それで熱が籠もってしまい、長時間に渡って水槽が高温状態になることも原因です。

これは暑い夏になるとよく見かける症状ですから、特に水槽内に変な病気が万円しているとかではありませんし、人間でも暑くなると体力がない高齢者が自宅で倒れているニュースが良く見られますけど、それと同じ様な現象がメダカにも発生する訳です。

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メダカの高齢個体を32度以上の夏場に生存させる方法は唯一つ。

 

メダカを見ても高齢なのか若い個体なのかの判断は、正直体長で判断するしか無いことが多いんですけど、体長にも個体差があって3cm以上にならない個体、5cm位まで成長をする個体等もありますが、基本的には卵から孵化した時期で年齢の判断をします。

メダカの寿命は環境により2年から5年位ですから、人間の20倍から50倍位の年齢と大まかに計算をすると、2年で寿命のメダカはもう年金生活者どころか、80歳位の高齢者に匹敵をするかもしれませんし、もっと若くて50歳くらいになるのかもしれません。

こういった高齢個体を長期間飼育する方法は唯一つで、人間と同じで暑い夏場には水槽クーラーを設置して水温を28度位まで下げて飼育する方法であり、水槽クーラーを取りつけている水槽のメダカは暑い夏場でも殆ど死ぬこと無く寿命まで飼育可能です。

逆に水槽クーラーを設置していない室内水槽のメダカはバタバタと死んでいきます。

国産の魚であるメダカの飼育には水槽クーラーは必要ないって思っている人も多いと思いますが、それは自然下での話であり、狭い水槽で管理飼育をする場合は想定外の水温になることも多いですから、メダカを寿命まで飼育するなら水槽クーラーが必須です。

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