メダカの稚魚の生存率を高める方法その1|水流には注意

メダカの稚魚が沢山生まれてくる5月から9月くらいの期間、屋外水槽で飼育しているメダカであれば、それは沢山の卵を毎日水草に産み付け始めますので、屋外放置水槽でしたらホテイアオイを沢山浮かべて置けば、勝手に自然繁殖してくれます。

生い茂っている水面のホテイアオイは、メダカの稚魚やミナミヌマエビの稚エビを捕食してしまう、親メダカからそれらを守ってくれる強力なシェルターになります。

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ホテイアオイを水槽に入れすぎると鑑賞性が悪くなる。

 

ホテイアオイを水槽に沢山浮かべていると、夏場になるとあっという間に個体数が沢山増えまくってしまう事や、室内水槽と違い、屋外水槽の場合は上面からしか鑑賞が出来ないといった都合により浮き草を好まない方もいらっしゃいます。

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ホテイアオイの夏場の繁殖力は桁違いですので、しばらく放置しておくだけで、あっという間に水槽上面を覆い尽くすような状態になってしまい、水の中に光が殆ど入らないような状態にしまいますので定期的な駆除が必要になりますので、注意が必要です。

その場合の対応策は、ホテイアオイではなくて、水槽上面を占有しないマツモやカモンバ、アナカリスなどを適当に水槽にいれておけば、メダカが勝手に産卵を始めますので、定期的に水槽の中の水草を他の稚魚産卵育成用の水槽に移動させておけば大丈夫です。

 

 

ただし、この場合も人の手で人為的に卵を水槽から隔離する必要があります。

屋外水槽で、人の手によってメダカの卵や稚魚を意図的に隔離しない場合で、水槽内にホテイアオイが沢山浮かんでいない水槽の場合は、メダカの稚魚の生存率は極端に低くなる為、事実上その水槽ではメダカの稚魚が生まれてこない事になります。

メダカを飼育していて、全く稚魚が生まれていない原因は、生まれてきたばかりの稚魚を親メダカが食べている為ですから、ホテイアオイで隠れ家を作るか、意図的に親メダカと分離していくと良いでしょう。 

 

 

メダカの稚魚の生存率を高める方法はとても簡単。

 

メダカの稚魚が安心して生まれてこれるように、親メダカの水槽から卵や稚魚を隔離して飼育を始める場合、最初はどのようにして育てたら良いのか分からない人もいるかと思いますが、実はとても簡単です。

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まず、水流は絶対にご法度ですので、屋外水槽で水作エイトやニューフラワーDXなどを濾過フィルターとして使っている場合は、直ぐに使用を中止してください。

室内水槽の場合、エーハイム2213などを使っている人が多いでしょうから、濾過フィルターの都合で水流の調整ができない場合は、スドーのサテライトの一番大きいサイズのLを購入してください。

スドーのサテライトLをメイン水槽に引っ掛けて使うと、水槽内の水流がどれだけ早くてもサテライト内はメイン水槽と完全に隔離される為、沼地のような環境を用意することが出来ます。

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メダカの稚魚の飼育用のサテライトLを使用する際ですが、必ず必要になるエアーポンプは水作の水心がお勧めです。エアーチューブはお好きなものを使って問題ありません。

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メダカが死ぬ原因の多くは水流が強すぎる事なのです。

 

稚魚ではなくて、普通に成長しているメダカをペットショップにて購入して、完璧に水合せを行っているにもかかわらず、一週間後、二週間後にどんどんメダカが原因不明で死んでいく原因の多くは、水槽内の水流が強すぎる事です。

これは、60cm水槽セットとして売られている、上部濾過フィルターの水流ですらメダカにとっては強すぎてストレスになる為、メダカの飼育をする場合は、上部フィルターは適切ではありません。

その場合は、上部フィルターの使用を中止して、底面フィルターかエーハイム2213を用意し、ナリュラルフローパイプで水流を弱くしておけば全く問題ありません。

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メダカの成魚であっても死んでしまうような水流が常時発生している水槽で、更に体が直たんに小さくて弱いメダカの稚魚が安心して生きていけるわけがありません。

また、メダカの稚魚の場合は、ナチュラルフローパイプであっても水流が強すぎる事を考えると、室内水槽で飼育する場合はスドーのサテライト以外の選択肢はありません。

ただ、濾過フィルターなしで定期的に水換えをするような飼育方法であればどのような水槽でも問題ありませんが、室内で濾過フィルターなしの水槽を使うのであれば、屋外水槽で普通に飼育されたほうが良いですね。

屋外水槽であれば、全く濾過フィルター自体が必要ありませんので、メダカの稚魚の飼育を考えると、屋外水槽がダントツにお勧めになりますので、一度検討してみるのも良いでしょう。



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Updated: 2022年4月10日 — 12:30 AM