3月になりましたので、そろそろ暖かくなってきますし、水槽の底でじっと隠れていたメダカやミナミヌマエビたちも活発に動き始めたり、餌を食べ始めたりする時期なので、状況を見て餌を与えたり、苔まみれになっている水槽の中の掃除を行いましょう。
寒い時期には水槽の管理は疎かになりますし餌も与えなくても良いというよりも、餌を与えると余計に状況が悪化する位餌を一切食べなくなるので、そのまま放置飼育をしていた人も多いと思いますけど、この時期に確認をすると苔だらけになっている筈です。
水槽を確認すると、ホテイアオイなどの浮草は色が茶色っぽくなっていたり、更には大量の綿あめのような苔が付着していたりと、散々な状態になっている事も多いのですが、冬場の寒い時期に茶色くなってしまった水草は無事に回復出来るのでしょうか?
寒い時に茶色くなってしまった屋外水槽の水草は大丈夫なの?
屋外の水槽に浮かんでいるホテイアオイとか、サルビニア・ククラータ等の浮草ですが、これらの浮草をみて色が黒っぽくなっていたらもう、腐っていて回復不能な状態になっているので、なるべく早い段階で水槽から撤去を行い処分するのがお薦めです。
また、色が茶色っぽくなっており、その周辺に大量の綿あめのような緑色の苔が付着している場合は、こちらも回復が難しい状態になっているので、面倒な人はそのまま処分してもよいですし、綿あめのような苔を早めに除去して回復を試みてもよいですね。
単にホテイアオイやサルビニア・ククラータの浮草が茶色っぽくなっているだけで、まだまだ中央付近が緑色の状態である馬あり、このまま暖かくなっていくにつれて自然と元通りの緑色の元気な水草に成長をしてきますので、そのままで問題ないです。
今年も荒木田土の水槽に浮かべている浮草が圧倒的に強いです。
屋外には色々な環境の水槽を設定していて、今年も現在の状況を確認したところ、圧倒的に強いのが、荒木田土の水槽であり、これは毎年のことなんですけど、全ての浮かべているホテイアオイやサルビニア・ククラータ等が緑色の状態で育っています。
一番ダメなのが大磯の水槽で、サルビニア・ククラータは小さくなってしまっていますし、ホテイアオイは茶色くなってしまって、綿あめのような苔が大量に付着してしまって、もはや死亡寸前の状態なので、これは水槽から撤去しないといけない状態でした。
意外にも頑張っているのが、これも毎年の結果なんですけど、ベアタンクのバケツ状態の水槽であり、ホテイアオイもサルビニア・ククラータも無事に越冬できていて、若干茶色くなって弱ってしまっていますけど、これくらいなら放置で回復するでしょう。
茶色く弱ってしまった水草も回復する事が多いので様子を見ましょう。
本来、ホテイアオイとかサルビニア・ククラータなどの浮草は日本原産の水草ではありませんので、寒くなる日本の冬には耐えれないことが多いのですが、進化をしているのか普通に越冬をできる個体も増えてきており、特に荒木田土環境だと先ず枯れません。
ベアタンクのバケツに浮かべているだけのホテイアオイが毎年元気に越冬できている理由はよく分からないのですが、茶色くなってしまった浮草でも、暫く放置をしておくと次第に回復してきて、元の緑色で元気な状態になりますので暫く様子を見ましょう。
目安としては綿あめのような茶色いコケが大量に付着している浮草はもう助かる見込みが殆ど無いので、そのまま処分してしまうのがお勧めであり、黒っぽくなっているのも処分で、中央が緑色っぽくて全体が茶色っぽくなっているのは回復の見込みありです。
まあ、コトブキフラットLEDでも水量をマックスにしておけば、室内の水槽環境でもホテイアオイを育成できることは確認できていて、毎週大量に増えすぎるので処分しているくらいですから、そのホテイアオイを屋外水槽に移動させれば良いだけですね。