今年も10月になりましたので、屋外に設置しているメダカやミナミヌマエビは段階的に繁殖活動をしなくなってきているとは思いますけど、今年誕生したメダカやミナミヌマエビは立派に成長をしているはずです。
そして、メダカやミナミヌマエビの稚魚や稚エビを安定して育てる為には、百円で購入したダイソーのバケツが実は意外にも使える水槽である事は以前にも書いたのですけど、何故バケツで育てると安定するのかはさっぱり分かりません。
丸い容器は四角い水槽よりも魚やエビがストレスを感じにくい?
丸い容器なので、稚魚や稚エビがくるくるバケツの中を回れる為、ストレスが感じにくい構造になっているのかどうかわかりませんけど、バケツに飼育水を入れて赤玉土なども一切使わない状態でも、なぜか稚魚の生存率は高くなるのですね。
また、それ故にどう見てもバケツ水槽のキャパシティーを超えている個体数が普通に安定して育っていっていますので、やはり丸い形状の容器に秘密があるとしか思えなんですけど、水族館などのまあるい水槽もそういった理由で採用しているのでしょうか?
ダイソーのバケツ水槽でホテイアオイを育ててみたらどうなる?
その様な感じなので、100円のバケツを用意できれば、夏場に増えすぎたメダカの稚魚をできる限り育てることができるのですけど、せっかくなのでこのバケツ水槽にホテイアオイを浮かべたらどうなるかを調べてみました。
他にも大磯を敷き詰めた発泡スチロール水槽、赤玉土を敷きつめた発泡スチロール水槽などにも同様に、株分けしながら増えまくっているホテイアオイを1株ずつ浮かべてみることにしたのですが、意外な結果になっています。
条件としては日当たりはどの水槽も殆ど同じくらいであり、違うのは飼育容器の形状とその中に敷いている砂利などの違い、飼育しているメダカやミナミヌマエビの個体数の違いになります。
まあ、日当たりが殆ど同じでしたら、条件はどれも同じくらいと思っても良いですね。
増えすぎたホテイアオイを一株ずつ環境の異なる水槽に移動した結果。
その後、一株づつ異なる水槽にホテイアオイを浮かべてみたのですが、結果的にメダカが沢山入っているバケツ水槽のホテイアオイが一番綺麗に光沢の緑色に育っていたので驚きました。
大磯を敷き詰めた発泡スチロール水槽のホテイアオイは、確かに株分けは最も多く分裂して育っているのですけど、ホテイアオイ自体が今にも枯れそうな薄緑のぺったんこ状態で育っているので、これだと増えても意味が無感じです。
赤玉土の水槽になると流石に大磯水槽よりもマシだったのですけど、それでもイマイチ見た目が薄緑でハリもツヤもないおばあさんといったかんじになっています。
ホテイアオイを元気に育てる場合はバケツとメダカの稚魚。
ちなみに、バケツ水槽には赤玉土や荒木田土などは一切採用しておらず、本当にメダカとミナミヌマエビしかいませんので、なぜこの環境でホテイアオイがこれほど元気に育つのかは分かりませんが、個体数が沢山いるからなのかな?といった感じです。
そもそも、水草はメダカやミナミヌマエビが発生する有害物質を糧として光合成を行いながら成長していきますので、本来のキャパシティーを超えた個体数がその環境にいるのであれば、より一層活性化されて元気に育つのかもしれません。
ホテイアオイをうまく育成できない人がいれば、ダイソーでバケツを買ってきてそこに浮かべてみると良いかもしれませんけど、大量のメダカとミナミヌマエビも必要になるかもしれませんから要注意ですね。