メダカやミナミヌマエビなどの飼育を楽しんでいる方は、あまりお金がかからないような飼育設備で、ご家庭にあった小規模な水槽を使ってその飼育をしている方が殆どではないでしょうか?
屋外水槽に至っては、単純な発泡スチロール水槽であったり、睡蓮鉢などのタンクメイトとして白メダカやミナミヌマエビを飼育している感じであり、巨大な錦鯉を飼育するような池を用意して、メダカやミナミヌマエビの単独飼育をしている人はまずいません。
スーパーレッドと呼ばれている高額なアジアアロワナを飼育するような、巨大な垂れ流し水槽やオーバーフロー水槽などの飼育設備を用意して、メダカやミナミヌマエビの飼育をしている人は見たことがありません。
殆どの人が、60cm規格サイズよりも小さい水槽で飼育をされているはずです。
飼育設備や飼育器具になるべくお金をかけずに楽しむ人たち。
魚やエビの飼育は犬や猫よりもお金がかからないと思っている人もいるかもしれませんが、飼育する魚やエビの種類によっては、飼育設備やその後の維持費についても、ものすごくお金がかかります。
特に大型の海水魚の飼育は半端ではない設備と維持費がかかりますから、ペンギンを飼育しているのと同じくらいのコストがかかる為、普通の個人ではまず不可能な飼育になります。
そういった状況の中で、簡単お手軽に低コストで飼育から繁殖が実現できるような魚やエビの飼育を殆どの人がされている訳ですから、何かしらの制限の中で、できるだけ満足出来る環境をそれぞれが揃えていく感じになります。
必要なものは、60cm程度の水槽、照明器具、濾過フィルター、ヒーター、飼育する個体によっては水槽クーラー、といった感じで、水槽クーラーだけは30000円位はかかる高額な設備ですが、それ以外は全て合わせても、10000円以下で全て揃えることが可能です。
その中でも、水槽クーラーは絶対必要なものではない為除外しますが、必ず必要になる飼育設備の中で、一番コストがかかるのが照明器具と濾過フィルターになります。
価格が安くてスタイリッシュなコトブキフラットLEDがお勧め。
今回は、必ず必要になる飼育器具の中でも割高になる照明器具について、なるべく購入価格が安くて、使いやすくて、毎月の維持費も安い商品についてのご説明になります。
照明器具は沢山ありますし、価格も高めでどれを購入すればわからない際には、コトブキのフラットLEDを購入しておけば間違いはありません。
こちらのLED照明はデザイン性にも優れていて、薄くてかさばらず、60cm規格サイズの水槽でしたら、上部に3台までのLEDを並べることができますし、30cmキューブ水槽でも3台まで並べて使うことが可能です。
価格も30cm水槽から60cm水槽であれば、一台のフラットLEDが2000円台から5000円台で購入できますし、何しろLED照明ですから蛍光灯と比べると電気代も安くつく為、毎月の維持費の心配もありません。
最近では、ブラックタイプや二つのLEDがくっ付いたダブルタイプの商品もありますから、以前と比べて、より多くの環境に合わせた選択が可能になっています。
税金対策の経費用やお金に余裕がある人の照明器具はメタハラ一択。
枠無し水槽、枠あり水槽ともに利用できて、水槽の幅に合わせた調整もできますし、特に使用してもデメリットがありませんから、コトブキのフラットLEDをお勧めできない理由もないといったところです。
本格的な照明を求めていて、金銭的に余裕がある方には他にもいくらでもお勧めできる照明器具はありますので、その際にはメタハラなどの強力な太陽光に近い明るさを照射できる照明器具を購入しておくと良いでしょう。
ただし、メタハラは購入費、維持費とも桁違いに費用がかかりますので、台数が増えるほどお金が沢山必要になりますが、ホテイアオイであっても、安定して室内水槽で飼育することが可能です。
価格の安いコトブキフラットLEDでも水草の育成はできるのか?
ここで気になるのが、価格の安いコトブキフラットLEDなどでも、水草の育成がきちんとできるのか?といった話なのですが、普通の水草であれば、特に問題なく育成できますので、困ることはありません。
ただし、水草の育成トラブルについては単純に照明器具だけの問題ではない場合も多く、水質や濾過フィルター、元々の水道水の品質にも関わってきますから、必ずどのような水草でもLED照明で育成できるわけではありません。
その辺のホームセンターで売られているような一般的な水草であれば、アマゾニアなどのソイルを入れてコトブキフラットLEDを2台、3台水槽の上部に並べておけば、あとは勝手に水槽内で増えていきます。
専門的な話としては、フラットLEDのような価格の安いLED照明では特定の波長には対応できないので、水草の育成はできないのでは?といった話ですけど、水草はそんなに弱いものではありません。
価格が安いLED照明ではうまく育成できない水草も当然あります。
一般的なメダカやミナミヌマエビ、レッドビーシュリンプの水槽に入れるような水草であれば、LED照明でも普通に育ってくれますから、不安でしたら、一度少量の水草を購入して試してみても良いかもしれません。
強力な照明を必要とする水草の場合は、コトブキのフラットLEDではあっという間に枯れてしまいますし、そのような水草の場合は安いLED照明では育成そのものが難しいことが多いので、テクニカの大型な蛍光灯照明かメタハラの導入を検討しましょう。
テクニカの3連式蛍光灯照明ならなら、まずどのような水草でも間違いはありませんが、価格はかなり高めで電気代も安くありませんので、そこまでの照明器具が必要なのかにご注意ください。