水槽内にエアストーンや水作エイトを設置する場合、一体どこに置けば良いのか?、と言ったご相談を頂いたのですが、これ関しては水槽内のどこに置くかに関しては、レイアウトやその管理者の価値観で答えが変わってきますので、絶対的な場所は無いです。
ただ、エアストーンや水作エイトは人工的なデザインをしていることや、特に水作エイトは見た目に問題があると感じる人も多いので、出来れば、見えない場所に設置をしておいた方が、より自然なレイアウトになりますら気になる人はよく隠していますね。
水作エイトやエアストーンを隠す場所は、大抵は流木とか石、水草の裏側になりますので、水槽の一番奥にエアストーンや水作エイトを隠す状態にして、全面に石や流木をうまくレイアウトしてから、より自然に見える環境にしておけば、違和感はありません。
水槽にエアストーンや水作エイトを設置する場所は何処?
水槽にエアストーンや水作エイトを設置する場合、見た目を気にするなら奥に設置をするのがお勧めですが、これをやってしまうとメンテナンスが面倒な問題が発生しますので、毎回水槽の奥に手を入れて掃除をしたり取り外しをしたりしないといけません。
全面にドボンで落としておけば、メンテナンスはとても簡単ですし、まあエアストーンも水作エイトもメンテナンスと言っても殆どすることはないのであまり気にならないのでしょうけど、流木と石で正面から見えないようにうまく隠しておくのが良いです。
石は重くて硬いですから、レイアウトが難しい場合が多いので、自由なレイアウトが出来る流木が結構お勧めで、流木を複数組み合わせてから水作エイトやエアストーンを隠すようにするのですが、水作エイトは意外に大きいので隠すのが結構難しいです。
結局殆どの人は最終的には適当に水槽にドボンが多いです。
最初の頃は、エアストーンや水作エイトが水槽内にあると、それが気になって仕方がない人が多いのですが、しばらくしていると全く気にならなくなる事が多くて、結局はエアストーンや水作エイトは水槽にドボンで使っている人が多いのが現状ですね。
これらのエアレーションを使って泡を発生させる飼育器具を使う際の注意点としては、あまり強いエアレーション設定にしてしまうと、どうしても水滴が周辺に飛び散ることになり家具や壁紙等は大変水に弱いことから、回復不能な損害が出ることがあります。
ですから、設置場所は水槽内の好き場所、気になるなら流木や石、水草などで隠して水槽の奥側に設置したほうが良いのですが、それらが出す水面の気泡が飛び散っている状態であれば、ガラス蓋をするかエアレーションを弱くして水滴の飛び散りを防ぎます。
エアストーンや水作エイトを設置するなら枠あり水槽がお勧め。
エアストーンや水作エイトを水槽内に設置する場合、設置する場所だけを悩んでいる人も多いのですが、実は設置する場所よりも水槽そのもののほうが重要で、これらの飼育器具を設置する場合は、枠なし水槽ではなくて、枠あり水槽が断然お勧めになります。
最近では、デザイン的な要素が水槽に求められる時代になっているので、ADAのような枠なし水槽が大変ブームになっていますが、あれは水草水槽の管理には大変優れているかもしれませんが、魚やエビの飼育をする場合、枠あり水槽のほうが使いやすいです。
枠あり水槽でしたら、エアレーションの気泡が水面ではじけ飛んでも、枠がそれが壁や家具に飛び散るのを防いでくれますし、ガラス蓋も密閉した状態で簡単につけれますので、枠なし水槽のように蓋をしても隙間から気泡が飛び散る心配もなくなります。
枠あり水槽は魚やエビの飼育に最適なので、エアレーションを使うことがない水草メインなら枠なしのADAの水槽が良いのかもしれませんが、水作エイトやエアストーンを設置するなら、泡が壁や家具に飛び散る心配がないので個人的にはお勧めですね。