流木に水草を固定するにはどうすれば?|釣り糸でグルグル

ペットショップやホームセンターのアクアリウムコーナーに行くと、必ず綺麗にレイアウトされている水草水槽が何本か展示されていると思いますが、これらの水草水槽を見ると、流木に水草が固定されていたり流木から水草が生えている環境がよくあります。

普通は流木と水草は別々のオブジェですから、流木と水草をくっつけて固定しようと思っても、簡単には固定できないので、どうすれば流木に水草を固定できるのか?、疑問に思う人も多いのですが、実はトリックはとても簡単で釣り糸でグルグルに固定です。

釣り糸は透明なので水に入れると分かりにくい事や、水に入れても簡単には劣化しない特性がありますので、それでウィローモス等の水草を流木に釣り糸で固定を行い、その状態で水槽に放り込んでおけば、数カ月後には綺麗に固定して成長していきます。

 

 

流木に水草を固定するにはどうすれば?|釣り糸でグルグル。

 

用意するものは流木とウィローモスやミクロソリウム等の流木に絡みやすい水草を適当に釣り糸で巻き付ければよくて、最初は釣り糸が見えてしまって何だかみすぼらしいって印象になりますが、数カ月後に水草が成長をすると釣り糸は隠れて綺麗に見えます。

また、流木は表面がザラザラしていますので、ウィローモスやミクロソリウム等は成長していくにつれて流木に深く絡まっていくようになり、その時はもう釣り糸を外しても問題がありませんから、流木に完全に水草が固定している水草流木が完成します。

別に釣り糸がない場合は普通のダイソーで売られている糸でも構いませんし、普通の糸は数カ月もするとボロボロになっていきますので、水槽内でゴミにならないように水草が流木に固定をした時点で早めに取り外して水槽の外に出しておくのがお勧めです。

 

 

ウィローモスやミクロソリウムは何もしなくても流木に固定される?

 

水草の中でもウィローモスやミクロソリウム等であれば、そのまま水槽に放り込んでおくだけで、実は勝手に流木や石等に絡まっていきますので、別にそいでいない場合は釣り糸等でグルグルに巻きつけて固定する必要もなく、何もしなくても構いません。

ただ、水槽内で自然に流木に固定される場合、自分が意図する場所にウィローモスやミクロソリウムが定着するとは限りませんので、予想外の場所にミクロソリウムの根っこが流木に貼り付き成長したり、ウィローモスが絡んでいくレイアウトになります。

水草には流木に固定させやすい水草や固定させにくい水草などもありますので、全ての水草が固定できるわけではありませんが、定番なのがミクロソリウムやウィローモスであり、アマゾンのジャングルみたいに成長するのが南米ウィローモスになります。

 

 

レッドビーシュリンプの水槽でよく見るのは南米ウィローモス。

 

流木に固定する水草の中でも、特にレッドビーシュリンプの飼育水槽でよく見かける、ジェラシックパークのジャングルのシダ系植物に見える水草はなんですか?、水槽で育成したいですと聞かれることが多いのですが、あれは南米ウィローモスになります。

南米ウィローモスは流木に固定して強めの照明で管理をしていると、まるでシダ植物のように大きく成長をしていき、水槽の中でジェラシックパーク系の環境を作ることが出来ますし、エビの飼育で重要な三次元的に水槽の空間を確保する事もできます。

興味があれば流木と南米ウィローモスのセットは殆どのペットショップやホームセンター等で購入することが出来ますし、価格も合計で2000円の予算があれば購入できますから、南米ウィローモスを流木に固定してワイルドなレイアウトを作りましょう。

Updated: 2017年12月27日 — 11:44 AM