流木を普段、事前にアク抜きをしている流木のみを扱っている専門店でのみ購入している人は知らない人も多いんですが、実は流木はアク抜きを使わないままで水槽に投入すると、あっという間に水槽の水が黄色くなってしまいますので、薬品漬けみたいです。
これは、流木のアクが水槽の中に常に出ている状態になってしまっている為であり、そのまま放置していると何回水換えをしても水槽の水がすぐに黄色になってしまって、熱帯魚の病気を治療している薬品を入れている水槽状態になるので結構焦りますね。
ただ、流木のアクが水中に常に放出されている状態になり、水が黄色くなってしまっていても、飼育している魚やエビ、貝類には殆ど影響がないらしくて、暫くそのままインペリアルゼブラプレコやブロンズプレコ等を飼育していても問題はありませんでした。
流木のアク抜き方法は鍋の中で30分位沸騰させて煮込むだけ。
山で拾った流木やペットショップで売られていてもアク抜きがされていない流木を購入した場合、そのまま水槽に入れて使っていると、水槽の水が黄色くなってしまって、薬品を使っているのと大変似ている状態になりますので、観賞に支障が出てきます。
よく、原因不明で水槽の水が黄色くなっているので見てほしいと言われることがあるのですが、その場合は水槽の中に入れている流木が原因で、水槽の水が黄色くなっているだけですから、流木を取り出してしまえば黄色くなる現象は防ぐことが可能です。
流木はアク抜きをしてから利用しないと、水槽の中の水が黄色くなってしまいますので、一般的には沸騰した鍋などに流木を入れて30分位ゆっくりと煮込めば、アク抜きが完了しますので、それから使えば水槽の水が黄色くなってしまうことはありません。
流木のアク抜きは時間をかければ沸騰させなくても可能です。
流木のアク抜きなんですけど、専門の業者はドラム缶に大量の水を入れて、それを沸騰させてから纏めて流木のアク抜きをするため、大変効率よくアク抜きをすることが出来るのですが、一般の家庭ではこの方法でアク抜きをすることは大変難しいです。
まあ、ドラム缶が必要になるくらい大量の流木のアク抜きを一般の家庭で行うことは無いですし、流木自体が結構大きい事が多くて流木を鍋に入れられない事もありますし、料理用の鍋に流木を入れることに抵抗がある人も多いのが現状ですからね。
その場合は、流木をバケツに入れて通常の水の中に長期間つけることで、徐々にアク抜きをすることも可能であり、結構時間はかかってしまうのですが、この方法でしたら沸騰した鍋も必要ありませんし、ダイソーの100円のバケツがあれば簡単に出来ます。
流木のアク抜きは水槽の中でも可能ですが見た目が結構アレです。
流木のアク抜きに関しては最短でアク抜きをするなら、鍋に入れて30分位ゆっくりと沸騰させればそれでアク抜きが終わりますので、この方法が最も効率が良くて、次に屋外のバケツの中に入れて長時間かけてアク抜きをしていけばアク抜きは完了します。
また、アク抜きをする方法としては、水槽に入れておけば、これも長時間経過すれば次第にアク抜きが完了していき、水槽の水が黄色くなることもなくなるのですが、長期間に渡って水槽の水が黄色くなってしまいますので、あまりお薦めはできない方法です。
基本的に、最初からアク抜きがされている流木をペットショップ等で購入するのが最も効率が良い流木の入手方法であり、この方法でしたらアク抜きなどは全くしなくても良いのですが、やはり山で自分で採集した流木を使う楽しみなどもありますからね。
大きめの鍋をホームセンターで購入してきて、キッチンでやることに抵抗がある場合、カセットコンロなどでも良いのでそれを使って庭で水を沸騰させてアク抜きをしても良いですし、鍋もきれいに洗っておけば、普通に料理でも使えますのでご安心下さい。